人の死について目が覚めてしまって考えてるけどなんかまとまらないから,とりあえず書く!

タイトルがひどい,ごめんなさい.

色々なところでSNSの色々が問いただされているけれど,教師という職業の人たちはもっともっと前からこのSNSという名前の見えない敵と戦い続けてると思うのです.

単純な本人への誹謗中傷や嫌がらせから,家族へのことまで,各学校の教師も大学教員も公の人であるという扱いがなされ,これを苦に教員が亡くなったとして,精神に異常をきたしたり,単純に病気になって働けなくなったとしても,

そんなの気にしなければいいだけ

と言われる世の中です.

あげく,そんなに言うならネットで発信なんてしなければいい,と言われます.

それが普通だと思い込まされてきたけれど違和感しかありません.今でも,そう思っています.正当な議論ならいいのです.ただ一方的な感情に任せた誹謗中傷がダメだと言っているのです.いじめは,いじめられる側にも問題がある,と言って,いじめた側といじめられた側を仲直りさせようなんて言うのは無理な話なのです.

どの人も,

自分勝手な正義に酔いしれている

そう思います.

自分は正しいことをしている

自分はいいことをしている

自分の言った悪口はみんながそう思っていても言えないこと

みんなが言いたいことを代弁してあげてる


そんなの自分に酔ってるだけです.本当にそれが正しいなんて,言えるのか?本当に人を傷つけないなんて言えるのか??名前を出さなきゃダメな人に,名前を出さなくてもいい人が何か言うのは,それだけで対等ではないのに.

そして,それを新型コロナウィルスのせいにしちゃいけない.それはいいわけ.自粛でしんどいから,自粛で心が疲れてるから,メンタルが狂うよね……そしたら何をしてもいいのですか?と思いました.

学生に色んな教育をします.大学,大学院は人が何かを学ぶ最後の砦で,ただ知識をスキルをつけるだけの場ではないと考えています.そんなこと,大学生になってまで,と思うかもしれませんが,ネットで誹謗中傷している人の全てが中学校を卒業しています.そこまでの義務教育や家庭教育で,面と向かって本人に言えないなら(お互いに身分を明かした上で言えないのなら)SNS上で発言することをいったん考える必要がある,一方的な誹謗中傷の意味,を習っていないのであれば,それはそれ以上の教育機関がやるか,家庭に委ねるか,社会が教育するか,です.やはりまとまっていません…

いずれにしても,

自分勝手な正義を振り回してはいけない

し,

自分の言動を何かのせいにしてはいけない

のです.それから,人は自分が苦しい時に助けてくれた人のことも忘れないけれど,苦しい時により苦しめられた人のことはもっと忘れないと思います.

結果,何が言いたいのか.

人の命は何にもかえ難いということをもう一度思い出したのです.


明るく楽しい母子家庭(それが1番良いわけではなく…)のworking motherです.思い切りが良すぎるため,落とし穴にもはまりがち.這い上がっては走り出し…そんな毎日を送っています