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200.マムララの理想。


マムララ記念すべき200投稿目です。
ついに、ついに!
来ちゃいましたね!(歓喜☆☆☆)

今回は、note5ヶ月記念日に
バッチリ合わせました。
無職だからこその成せる技です(笑)
プロフィール欄も、
投稿後に更新する予定にしています。

1ヶ月平均40投稿で200投稿目到達。
毎日投稿は出来ていませんが、
(コロナになったり遠出したりetc)
5ヶ月もの長い間、
投稿意欲が途切れずに続いて、
無事ここまで来る事ができました。

いつも遊びに来て下さる皆さん、
本当にありがとうございます。

今回は、170投稿目の予告通り↓
事前に決めていた内容で
お送りしたいと思います。


どんな事かと言いますと。
ズバリ「理想の人」のお話です。
わたしは結局この人を今でも、
ずっと想い続けているのかも…?
(むむ?問題発言?)





①出会いはブックオフ?



この時点で、人間では無い可能性が
既に出て来ていますよね(笑)
そう、わたしと「彼」との出会いは、
約25年前に遡ります。 

今より少し南の方に住んでいた頃…。
自宅から徒歩3分程の所に、
ブックオフがありました。
当時も沢山の本や漫画を所有し
相変わらずの本好きだったわたしは、
足繁く通っていました。
ここにも本好きの話が↓




たまたま通りかかった所に、
あの偉大な先生の作品が
ズラリと並ぶ棚があって。
値段を見るとほぼ全巻100円!
迷わず大人買いをしました。
それがこちらです。



不朽の名作、
手塚治虫先生の「ブラック・ジャック」。
(以下BJと表記します)
まさかの2000円程で買えるとは!
このチャンスを逃すか!と
即買いして帰宅したのでした。


もちろん他にも知っている作品は
沢山あったのですが、
意外にもしっかり読む機会が無く。
全17巻を夢中で読み進めました。


②心惹かれたお話の数々



わたしは今まで数多くの漫画を
読んで来ました。
実は一番繰り返し読んでいるのは、
このBJなのです。

1200冊も持っているのに、
複数回読み返したのはほんの一握り。
勿体無いかもしれませんけど(笑)

数多くあるお話の中から、
わたしが特に好きなお話を3編、
ご紹介したいと思います。


③「めぐり会い」




BJの大学時代の後輩で、
海外で活躍している船医の如月先生。
2人は久々の再会を果たします。


かつて2人は愛し合った間柄でしたが
如月先生に重い子宮ガンが見つかり、
BJが手術をして命を助けます。
しかし2人は結ばれませんでした。

詳しい描写は無いものの、
女性の大切な部分を全て取った事で
手術後の如月先生は、
男性のような容姿で描かれています。
現代だと賛否両論出そうですが…(汗)

絶対に助けると宣言して、
手術前に愛を告白したBJ。
まさに命がけですね。
BJの情の深さを感じたお話でした。 
こんな風に愛されるなんて、
めぐみさんが羨ましい…。


④「友よいずこ」




幼い頃のBJが瀕死の重傷を負い、
皮膚の移植手術が必要になった時。
見舞いに来た同級生が拒否する中、
皮膚をあげても良いと声を上げたのは、
ただ一人、タカシくんだけでした。


「宿題を教えてもらっていたから」と
皮膚を分けてあげることに、
少しも躊躇わなかったタカシくん。
彼は混血児であった為、
BJの顔の左半分は、違う色なのです。

周囲が皮膚の再移植を勧めても、
決して変える事はしませんでした。
それはタカシくんからもらった、
大切なものだから。

しかし退院後、
BJは行く先々で彼を探しますが、
彼に再会する事は
二度と叶いませんでした…。

幼い頃の記憶は、大人になっても
色濃く残っているものです。
辛い事が起きた時に、
自分を救ってくれた恩を忘れず
懸命に生きるBJが印象的でした。


⑤「人生という名のSL」




これはわたしが一番好きなお話。
BJが今までに出会った人達が
次々と現れては消えて行きます。
これは一体…?


ガラガラに空いた、
片道のみのSLに乗っているBJ。
前述の如月先生や、Dr.キリコ、
恩師の本間先生。
色々な人達が出て来ます。

最後に現れたのは8頭身の美女。
実はBJを誰よりも知っている、
あの子でした。
一番好きな人に、
「最高の妻じゃないか」なんて。
言われたら卒倒しますね(笑)

8頭身の姿になって、
「アッチョンブリケ」と言う所は
シュールだなぁなんて思いながら。
でもこれは夢の中のお話。
死ぬ前に見るらしい、
「走馬灯」の様にも見えました。



⑥おわりに…理想の男性像?


わたしが一番好きな漫画、
「ブラック・ジャック」。
普段はクールで感情を出さず、
法外な治療費を取る外科医という
イメージですが。

以前助けてもらった人が
絶体絶命のピンチに陥った時、
必ず駆け付けて助ける。
人情家の一面も垣間見れます。

そういう時はお金を取らない。
義理固いですよね。
そしてスッと去って行く。
なんて格好良いのでしょう…!!

BJが連載されていた昭和40年代と、
確かに時代が大きく変わりましたが、
人を大切に思う気持ちは変わらない。

これからもきっと、
何度も手に取って、
読み返す事があるんだろうな。
「理想の人」に会いに。

…でももし実際にいたとしたら、
振り回されまくって、
きっと大変よね(笑)


最後まで長文にお付き合い頂き、
ありがとうございました。

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