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【情報】鼻の手術を終えて①手術当日〜翌日編

こんにちは。
レトロボイスナレーターのマロと申します。

前回に引き続き『鼻』問題のお話しです。
先日無事手術を終えました。

当日の様子を記しておきます。

13:00入院
受付して体温、血圧測ったらすぐに病室へ。
手術室の目の前の良いお部屋。

Netflixも見れる大きなテレビ付

看護師さんから矢継ぎ早に説明受けて、
たったの10分で手術着に着替え、
人生初の鼻毛剃り、メイク落としと忙しや。

看護師さんが戻ってきて早速ベッドに横たわり、脱水予防のための点滴を。
身体に液体が入っていく若干の違和感が気持ち悪いのと、先日、安楽死のドキュメントを見たのを思い出したりして一気に病人モード。

看護師さんがライトで照らしながら鼻毛の確認しつつ、残ったおけ毛を隅々まで剃ってくれました。
全然生えてないようでも細い毛がしっかり守ってくれてたんだ。
しかしアレですね、、
剃ってくれてる間の目線が気まずすぎて、目が合ったあと、静か目を閉じました。

その後1時間程ベッドでゴロゴロ。
お天気良く、窓から見える緑の景色もなんとも優雅な昼下がり。

レースのカーテンから木漏れ日

点滴さえ見なかったら避暑地のホテルで休養というようなとても贅沢な気分。
でも点滴を見るとただただ天井を見つめ過去を振り返るような病人の気分。
早い話がワタクシは本当にひっぱられやすい性格だなぁとしみじみ思う。

15:00
前の手術の方が終わったのでそろそろですということで、吐き気止めの点滴を追加。
ヘアキャップをして待機。
主治医の先生が挨拶に来てくれる。
自信に満ち溢れた顔。安心できる。

いよいよ手術室へ。
広々として明るい部屋に看護師の女性4名と男性1名。麻酔科の先生が1名。

ベッドに横たわり
一気にいそいそと心電図、血圧測定器やらを取付られつつ、気持ちを落ち着かせるための手術室ミュージックはなんとクラプトンの「いとしのレイラ」レイラァ〜何故なの〜レイラァ〜と思いながらいつの間にか気を失いました。

日常生活の夢を見てたんだと思う。
すると突然、顔にゴゴゴゴーと電流?みたいな衝撃が走り目覚める。怖かった〜。
手術台から自分のベッドに移りお部屋へ。
麻酔が落ち着くまで30分安静。
でもその間どうしても御手洗いに行きたくなってしまい看護師さんを呼び出すも、
「あと10分我慢してください」と頼まれ、
ギリギリまで我慢…
結局10分我慢できずに渋々慎重に行かせてもらいました…

そして御手洗いの鏡を見てビックリ!
同じ手術をした方のブログに書いてあった、例の
〝北島サブちゃん状態‘’はこれかと笑
両鼻にぎっしり綿球が詰められ完全鼻呼吸はシャットアウト。
ここから口呼吸地獄のはじまりです。

鼻呼吸の素晴らしさを知る

麻酔でまだ朦朧と寝てる中、ちゃんと口から呼吸してください!と度々看護師さんに起こされ、最初は辛かったけども、口呼吸を意識してやることにより、えらいもんで慣れてくるんですね。
前もってシュミレーションもしてたし、数時間で当たり前のように口呼吸をはじめました。
(個人差があるので、パニックになってしまう人もいるとか)

手術自体は1時間半くらいだったのだろうか。
術後から少し眠ったりして2時間。
ようやく麻酔も落ち着いて止血用点滴以外の器具は外し、水分補給して20時頃に夕飯です。

梅の花のお弁当。
お麩の田楽や麩まんじゅう、味わいたいのに鼻が詰まってるため残念ながら全く無味無臭。
でもなんとなく美味さは伝わり、ほぼ完食!

大井町弁当

食後は最後の点滴終わるまで、のんびりテレビ見たり寝る準備。
そして点滴が終わり解放。

鼻の棉は出血止めなので、色がついてきたらこまめに交換ですが、ワタクシは割と頻度が少ないので順調とのこと。
でも少し動くと血液循環が良くなって出血しやすくなります。

寝る頃、だんだん痛み止めが切れてきて、こめかみ辺りから鼻、上の歯辺りまでジンジンしてきました。痛み止めのお薬を食後に飲んだので、また1時間くらいで効いてくるとのこと。

そうそう、
先生が喉を労って手術の際、喉に入れる管の配慮をしてくださったお陰で喉のダメージは一切なく、それは快適でした。

そして23:00頃就寝

出来るはずもなく、、
口呼吸の上、後鼻漏があったり、棉の取替、リクライニングベッドの頭の高さ、腰に入れたタオルの高さなど中々ベスポジが決まらず、、
更に身体と室温の調節も決まらない。
なんやかんや寝付けない。

白黒の無声映画で睡魔を誘うが
ビクともせず…
結局、持参した眠剤を使って眠りました。


翌朝
6:30 点滴のため起床。眠い…
7:30 お薬飲むため、パン朝食。
先生の診察時間まで、支度しながらゴロゴロ。

どんなに眠くても完食の食いしん坊ぶり

9:30 奥に詰めた綿を取る処置。一瞬スッキリ。
その後、大量のお薬をもらって今後のオリエンテーション、会計を終え11:00近くに無事退院!

旦那様がお迎えに来てくれ一安心。
出来るだけ歩かないように言われていたので、ゆっくりバス⇨電車⇨バイクで帰宅。
味覚がないだけで食事制限はないため、お昼はケンタッキーにしたのだけれど、塩味だけは凄い感じるらしく味の濃さに失敗しました(旦那様も濃いと言ってたので今日だけ?)

家に帰ると色々気になって安静が難しい…。
でも動くとやはり出血してしまうので横になりつつ。昨晩あまり寝てないせいか少し眠れた。

この日から1日3回の〝鼻うがい‘’ミッションが始まったので、忘れずに。

37℃台の発熱。頭痛。涙目。
これは術後あるある。
寝具の体温調節が難しく脱いだり着たりしてたせいか、出血よりも鼻水で綿球交換が忙しくなり、1時間おきくらいに目が覚めて良く眠れず…。

鼻をかむのもNGなので大変だこりゃ。
昼間のケンタッキーの塩味のせいか、顔の浮腫みが酷くパンパン。
鎮痛剤飲んでるけどじんわり痛く、総じてしんどい。

2週間くらいは覚悟。
完全治癒までは2、3ヶ月。
鼻旅はつづくのでした…

美声復活を楽しみに♪
それではまた どうぞご贔屓に!


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