手の話し1 手の感覚
2016.4.9
今年3月から
デイサービスを千葉市内に展開されている
会社の社員様や
ご利用者様の家族のためなどで
30分のコースでのアロマケアをさせていただいています
自宅教室から
スクールに立ち上げて8年たち
すっかりお客様と直接お話することが
なかなか出来なくなっていたこのごろでしたが
この新しいお仕事のおかげで
自宅サロンをしていたときと同じように
ご利用者さまの直接の感想をいただくことができています
香りについても
指導の立場では
おすすめした香りがいいよって
ダイレクトな感想をいただくことや
反対に この香りは×ってことも
縁遠くなっていたように感じていました
そんな中
昨日は手についての話を
まっすぐにお話される方に出会いました
「手をみればわかるのよ」
ヘルパーをされている方で
アロマはもちろん 整体などのいろいろな
ケアをうけているようです
「あなたの手は私のなかでは二人目の癒しの手ですね」
とてもすごいほめ言葉をいただき
恐縮してしまいました。。。
実は彼女の手も すてきな手をされています
湿り気があってやわらかい
数年前からストレスフリーのために陶芸で
土いじりをされているとのことで
「形にするためには土を殺さないといけないのよ」
そんな焼きに繋がるための土についての深いお話
数年前 耳鳴りから眠れなくなってしまったことなど
土と手にまつわるお話を伺います
そして
「土をいじる手だからわかるのかしら」といって
トリートメントする手の動きをゆっくり眺めてくださいました
これまで たくさんの生徒さんの手を触ってきた時
湿り気のあるやわらかい手を持つ方は
トリートメントの時
手と肌の間に真空を作り出すように感じます
はたして自分の手がそうであるかは
また別の感じもあるかなと思っていますが
肌と手の真空になる瞬間の気持ちよい感じは
分かる人しか伝わらないかなと思うこともありました
手の感覚についての話は
自宅サロンのおりにも
そして ある方が手を触ってくださったおりにも
そんな風に話してくださったことが何度かありました
マヤ歴の青い水晶の手
そんな日に生まれた自分の路を考えた時
人を癒せば癒すほど
自分が救われるという命題に答える道具を
生まれるときに
自分を救う道具として
プレゼントにいただいたのかもしれない
ずいぶん前に
そんなことを思っていたことが思い出されました
救うほど自分に力があるとは思えないのだけれど
手がこうして
はじめての方へのコミュニケーションとして
寄り添えたのなら 素直に嬉しい
今年こんな風に新しい出会いを産み出してくれる仕事と
出会えたこと
まだまだ 青い水晶の手の
行き先が繋がっているように感じます
子どものころは
いやなことばかりだって思ったことも
今では素敵な道具となり
こうして自分の路につながるようになっていること
全ての出来事に感謝して
2016.4.9
2024.8.31 再編集
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