「マッシュル-MASHLE-」
(約700文字)
我が家は「葬送のフリーレン」が大好きだ。
魔王を倒した後から始まる、時に淡々とした冒険譚は大人が見ても楽しめる。
我が子は分かりやすく、魔法の世界に憧憬の眼差しを向ける。
私もハリーポッターを読み始めたのは二十代後半だったが、ホグワーツで学び、ほうきで飛び回りたいと本気で憧れたものだ。
フリーレンからの流れで、たまたま「マッシュル-MASHLE-」を観た。
めっちゃ、面白い!!!!
魔力ゼロの主人公マッシュが、「筋力」だけで魔法学校の頂点を目指す物語だ。
魔法VS筋肉
ありとあらゆる方法で筋肉を駆使し、いまのところ、、、
筋肉の勝利!!!
この意味不明な強さが、もちろんこの漫画の醍醐味だ。
マッシュもフリーレン同様、淡々としている。
権力志向でてっぺん取ろうとしているのではなく、育ての親のじいちゃんと平和に暮らすのが目的である。
黙々と筋トレはするが、令和のヒーローはやはりギラギラ度ゼロだ。
普段は大好物のシュークリームの事しか考えていない。
そして、筋肉に名前をつけるくらい他に友達のいなかったマッシュに、なんだかんだ友達、味方ができていく。
敵である個々人よりも、立ちはだかる不条理なシステムに挑んでいく構図だ。
マッシュ本人は、何も考えていないのだが、、、。
(こういうところ、自分と似ているので好きなのかも)
ハリポタ、鬼滅など、どっかで見たイメージを多用しながらも、とにかく笑えて、スカッとした気分になれる。
あっという間にシーズン1をコンプリートしてしまった。
我が家はテレビがないので、現在放映中シーズン2は配信を待つしかない。
つい先日まで、魔法に憧れていたうちの子、、、
この世の全ては筋力
と、先ほどつぶやいていた。
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