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平和な国スリランカ
私がスリランカに滞在してたのは
2016年8月から2017年2月の半年間
限りなく埼玉に近い東京で育った私は
外れといえど都会は都会
田舎で住んだ経験もなく、自由に育った私にとって
スリランカという自然いっぱいで大家族と暮らす生活は、色んな意味でカルチャーショックを与えてくれた
スリランカは26年間タミルとシンハラの民族間による内戦があり、2009年に終戦したばかりだ
私がいた8年前は戦争をしていたのだ
ぬくぬくと育ったゆとり世代の私にとって
つい8年前に戦争したとは思えないくらい
平和で穏やかな国だった
主に私はシンハラの人たちといることが多かったが
北のジャフナに1人で旅に行ったり
コロンボで友人になったタミルの人もいた
どちらからも、互いの民族の悪口は聞くことがなかった
私が外国人だからなのかもしれないが
前に一度、泊まらせてもらった知り合いのお母さんに(シンハラ人)
”タミル人の事、どう思ってるの?“
と聞くと
”彼らにとってもスリランカは母国だから“
と菩薩のような優しい笑顔で彼女は言った
それがスリランカに滞在してて
一番心に残った言葉だった
私がいた時も、女子学校の前で妊娠できなくなる薬が入ったお菓子を配ったり、過激なイスラム教の問題がニュースで取り上げられてた
今度は宗教戦争が起こるんではないかとスリランカの人は恐れているんだよと友人が話していた
イスラム教の真面目で教養の高い子達も沢山いて、一括りにされると本当に悲しい
何よりもあんなに平和で穏やかな国でテロが起きるなんて本当に悲しい
アジアにいると宗教について考えさせられる事が沢山ある
政治がある理由も考えさせられる
こんなアホな私でも考える機会を与えられるのだ
平和で穏やかな国スリランカ
民族や宗教関係なく、スリランカの人々が平和で安全に暮らせますように
仕事後のお疲れビール代にさせて頂きますぅ🍺🥺