見出し画像

コロナ禍のゴールデンウイークで感じた日本の素晴らしさ☆

今年のゴールデンウイークも今日で終わり。今年はコロナ禍で、行楽三昧とはいきませんでしたが、その分一つ一つの祝日について考えるGWになりました。

実は日本は世界でもトップ3に入る祝日の多い国なんです。しかもその内容が実に日本らしく素晴らしいものなんですね。

祝日の多くは、皇室の祭祀がベースになっています。つまり、この国や国民の幸せを祈る式典の日。天長節や紀元節をはじめ、新嘗祭などです。名称は変わっていますが、建国記念の日、昭和の日、文化の日、勤労感謝の日のベースは全部そうです。

また、日本には季節などの節目として、節句という考え方があります。節目節目をハレの日として祝うことで、日常であるケの日も大切にすることができたのです。元日、春分の日、こどもの日、秋分の日などがそうです。

祝日になっていなくても節分や桃の節句、夏至や冬至、お盆など、節目節目を意識しながら日本人は生きています。つまり、今ある日本の祝日の多くは、祝日になる前から祝日なんですね。素敵な国だと思いませんか?

このように、日本という国には、当たり前に四季があり、四季折々の美しい景色や旬の食材がある。きれいな水があり、日本中津々浦々、その地に合った恵みもある。そして、そのことを当たり前と思わずに、感謝と愛着を持って祈り続けてきた日本人と、日本という国。

今年はコロナ禍で、いつもとは違う静かなゴールデンウイークでした。でも、そのおかげで「祝日は単なる休みではなく、それらの日に想いを馳せながら過ごす日にしたい」と感じることができました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?