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ハラルフードとポークフリー

こんにちは!マレーシア在住・はなこです。

今回はお食事について。
日本でもハラルフードという名前はまだ聞き慣れない人が多いかと思いますが、
マレーシアではハラルかノンハラルかは、大きな問題です。

ノンハラルのことをハラム(ハラーム)とも呼びますが、マレーシアでは一般的にノンハラルと呼びます。
スーパーでも、ノンハラル・エリアがあり、販売場所が分けられています。

国民のうち、マレーシア系が7割ほどで、全国民の約6割がムスリムです。
ムスリムが多いこの国では、彼らが食事できるかどうかは、ターゲット層が4割以下まで下がるためビジネスに大きく影響する要因です。

また、ムスリムが多いということから住みやすさの観点で
中東やアフリカなどのムスリムの方もマレーシアに在住されていることが多いです。

ノンハラルの中でも、よく言われるのは豚肉とアルコールです。
この食材を扱うレストランはノンハラル・レストランとカテゴリー付されます。
ただし、マレーシアの場合は『ポークフリー』という別のジャンルがあります。 

ハラルとは、一般にイスラムの戒律に従っている食べ物のことを指します。
例えば、お肉でも鶏肉、牛肉はハラルであるのに対し、豚肉はノンハラルです。

ノンハラルの代表格が豚肉とアルコールです。
ハラルであっても、処理の仕方など決まりがありますので、鶏肉であれば必ずOKというわけではないので注意が必要です。

どのくらいまで問題なくて、どのくらい重視しているのかはムスリムに限らず、
本当に個人によるので配慮が必要です。

日本でハラルといえば、実はインド料理屋さんがよくハラル認定を持っているためおすすめです。

日本食レストランの場合は、ほとんどのケースで収益源のお酒は出すため、ノンハラルですが、『ポークフリー』になっている場合が多いようです。
ポークフリーであれば、お酒さえ飲まなければハラルと考えることも可能です。

敬虔な人はノンハラルの時点で避けるかと思いますが、日本人シェフの店で食べたい!と思う人は
自分の選択次第でごはんが食べられるというわけです。

とはいえ、やはり中華系のローカルが多いのは事実ですね。

ムスリム向けの銀行口座やカードがあったり、色々と興味深いトピックスがたくさんあります(このカードではノンハラル製品、食品は購買できない)。

今回はマレーシアの食事についてでした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また色々と書いていきたいと思います!

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