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クリスマス・イブの日記

2022/12/24

世はクリスマス・イブ、今日は予定でいっぱい。
昨日から頭の中で立てていた計画、『美術館ハシゴの日』

最近母に買って貰ったお気に入りのアウター


でも昼まで寝ちゃって、おまけに外出た瞬間雨降ってきて、寒くて悔しいのでカイロがわりに空きっ腹にストゼロ

やっぱお汁粉とかのほうが良かったか…と思いながら駅に向かうまでの15分で飲みました
ぽかぽか


大山崎駅に到着

ありえんくらい閉まるのが早い踏切
美術館までの坂道 椿と残った紅葉
のどかでいい街
フクロウのポスト
入っていいの…?な入口
でも通り過ぎると一生美術館に辿り着きません
千と千尋の神隠しみたい
こわくて、たのしいスイスの絵本


【大山崎アサヒビール美術館】
到着~!

館は庭が見えるガラス張りの廊下に繋がっています。
この先地下。お洒落すぎる建物

この美術館には何回も来ているけど、来る度に建築がお洒落で感動。中も撮りたいけど撮影禁止。
お気に入りは、だいたい2時間ごとに演奏される巨大なオルゴールです。毎月曲が変わるの。

今日の展示は『こわくて、たのしいスイスの絵本』でした。さすがクリスマス・イブな人の多さ。
ちなみに一冊もちゃんと読んだことありません笑
それでもほっこりして楽しかった。


外のお庭の様子は撮影できるのでちょっとだけ撮った
めちゃくちゃ広いです

本館の隣のトンネルから通っていきます
トンネルってわくわくするので

紅葉の川
シダ植物でいっぱいの小川
ツワブキ 葉
ツワブキ 花
ここにも たくさん

ツワブキは黄色い花を咲かせます。
冬には珍しい華やかな色。
春が近づくと枯れてたんぽぽみたいな綿毛ができる
この花、街の景色が見えて気持ちのいい場所に育ったね

ドウダンツツジの紅葉とツワブキ
雪を被ったような模様の椿


大山崎駅から徒歩10分のカフェ
【T's cafe YAMAZAKI】

おぜんざいと焼き芋が美味しいお店です。
お花屋さんもしている。

おぜんざい

このお店、カウンターに常連さんがいて、畳があるテーブルに他のお客さんが来ます。
何回か来ているけど、オーナーのおばあちゃんが優しくて常連さんと仲良さそうでほっこりする

この日は、ご近所で誰が一番元気かの話をしていました。ビール片手にくる常連さんがいるらしい。そんなん優勝やん。

私が食べ終わった時、オーナーさんが
「大丈夫?お茶足りてる?」
(お冷とはべつに暖かいお茶をくれる)
ときいてくれて、
お会計ついでにお盆を持っていこうとすると、常連さんに
「いやいや、そんな気遣わんと置いときや~」
と笑われました。前回来たときもそんな会話したような。


前回来た時↓

おぜんざい
焼き芋とクリームソーダ

流石にお腹いっぱいになった
胃袋を2つ持っていないことが悔しい(美味しいので注文したことは後悔していない)
これは春頃の写真だから、窓辺に並ぶ植物に暖かい日の光が差し込んで綺麗。

この日はたしか、常連さんたちとどこのスーパーのネギが一番安いか論争をしている声が聴こえました。楽しそうだった。

お会計時にビターチョコレートをもらった


【えき】
電車に乗って京都駅伊勢丹の7階にある、えきに到着。
『柚木沙弥郎 life・LIFE展』

ねこの絵 かわいい
つきよのおんがくかい
せんねん まんねん
注文の多い料理店
雨ニモマケズ

深く考えて読み取るというより、感覚的に詩人や作家の倫理・価値観を感じ取れる、カラフルで暖かな色使いの絵本たち。


これは柚木沙弥郎さんのお家にあったものらしい。
エンジンをいれると動く飛行機、異国で手に入れた、なくても生きられるけどいちばん必要なものたち。色んな国の哲学や文化に触れた痕跡。


柚木沙弥郎さんといえば、なカラフルな染物たち
いのちの樹
サーカス
小鳥

こういうカラフルな色合い、柚木沙弥郎さんぽい。

歩く人

インドのジャイプールで出会った風景らしい。
年中人と動物と植物が共存して、生と死が循環している様子。



最後に今年の自分へのクリスマスプレゼントを自慢します。

366日シリーズの絵画本、2冊。

これ、好き!と思うとシダネルの絵だったりする。淡い色でできた、憧れのテラス、花がある食卓。

光が差し込んで黄金に光った雪景色を見ると不思議な気分になる。わたしが住んでいる地域は雪が降っても日差しでぜんぶ溶けちゃうから。

眺めているとわたしの一日も全部溶けます。

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