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自分の声の小ささと喋り方に四苦八苦して何とか解決した話

皆さま、お久しぶりです。

Voicyではなくnoteだと1か月ぶりの記事です。


少しnoteから離れて、せっかくだからVoicyでの配信とnoteを上手く両立できないものかと考えました。


Voicyって何度かネタにしていますけど、公募制で5%くらいしか通らないらしいんですよ。そういう場所に上がらせていただけるってことは、もうそれだけで西尾克洋というライターのブランドになる訳です。


Noteで気づいたのは距離が近くなるとそれも武器になるんですけど、近すぎると大した人物に思えなくなるという意味でブランド価値の面で微妙になるんですよね。別に偉そうな顔をしたいわけではないんですけど、これからの戦略として気軽に読んでいただけるnoteと、希少価値のあるVoicyを使ってみようかと。


ただ、最近ちょっと問題だなぁと思っていたことがありまして。

Stand FMでもVoicyでも若干私の声が聴きづらいかなって。


元々Youtubeで配信していた時は遠隔での会話っていうこともあってある程度音質が落ちちゃうのは仕方ないのかなって思っていたんですけど、あらゆる配信で私の声って聴きづらい部分があるって気づいたんですよ。


ひょっとしたら、他の方も私と同じように配信やってみて機材の問題なのか、それとも自分の喋り方や声質の問題なのかってところで悩まれている方も居るかもしれません。


場合によっては自分の声や話し方が聴きづらいこともあって、配信そのものを止めてしまった方も居る可能性も考えて、ちょっと今日はどんなポイントを変えてみたかを書いていこうと思います。


まずね。


私はそもそも喋り方に特徴があって、高音域の声ってある程度聞き取りやすいんですけど、抑揚の「抑」の部分って言うんですかね?喋っている中で声が小さくなるリズムのところが配信になると本当に聞き取れないんですよ。


これ、自分の配信を聴いてみて気づいたことではあったんですけど、そもそも配信以前の話として、普段の私の喋り方がそういう風になっているんですよ。


じゃあ、声が小さくなるところについてハッキリ喋ればいいじゃないかって思うじゃないですか。でもね、そんなに単純じゃないんですよ。やってみると分かりますけど。


抑揚の「揚」と、「抑」と「揚」の中間くらいのところはそのままで、で、「抑」のところを聞き取りやすい形で喋ると、ある程度拾えるようにはなります。


あ、ある程度は改善できた!

ってなったんですけど、そうすると新たな問題が出てきて。


喋りがなんだかぎこちなくなるんですよ。


まぁそりゃそうですよね。

私の喋り方のナチュラルさっていうのもありますし、抑揚が妙なことになっているので普段の自分の喋りとは異なるものになっちゃっています。


で、これやるとどうなるかって言うと、距離が遠く感じるんですよね。私がしゃべっているというより、原稿を読んでいる人みたいな。ニュース読んでいる時のアナウンサーの喋りに親しみって感じないじゃないですか。そんなイメージですね。


だから、私のように抑揚の「抑」の部分が聞き取りにくいタイプの方は、「抑」のポイントで意識して声を少し出すくらいは問題ないんですけど、そこを頑張り過ぎちゃうと本来の良さが損なわれる可能性も出てくるってことなんですね。


さぁ、どうしよう。

こんなの誰も教えてくれないじゃないですか。


ネットで検索しまくりましたけど、誰もピンポイントに情報をくれないんです。

だからね、これに関しては自分で考えました。


よくよく考えてみると、Stand FMもVoicyも、そんなに機材にこだわらなくても配信できるっていうのがウリなわけです。だから、本来はかなり敷居が低い筈なんですよ。


そこで私は思いました。
これは、もしかすると私が使っている環境の問題かもしれない。
と。


私は配信の時に、会社で使っているヘッドセットを流用していました。


入社した時に支給されたものなんですけど、ネットで検索したら案外性能がいいやつみたいで、Youtubeでやはり音質問題が問われた時にこれを使うようになって改善できたっていう経緯があるものなんです。


だから、私の環境的にはこれがいいんじゃないかと思っていたんですけど、ひょっとしたらここに問題があるんじゃないかと。


私の場合は基本的にスマホに直接ヘッドセットを接続しているので、今回もその接続で良いと思ったんです。まぁ、Stand FMとかVoicyとか、インターフェースとかミキサーとか使うようなもんじゃない筈ですからね。本来は。


で、配信向きのヘッドセットを購入すれば解決するのではないか?という仮説を立てて先週ゲーミングヘッドセットでAmazon上位のものを購入しました。


マイク単体だと配信の時に声が聴けないので、イヤホン機能が一緒に搭載されたものがあると良いと思ったんですよ。


価格も確か、8000円くらいだったかな?
HyperX Cloud Ⅱってやつです。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00SAYCXWG?psc=1&ref=ppx_pop_mob_b_asin_image

これが…
本当にダメでした。


今使っているヘッドセットの半分くらいしか音が出ないんですよ。音量MAXにしてもその有様です。接続の問題とか、考えられる可能性を半日くらいかけて全て試しましたけど、とにかく音量が上がらない。


で、マイクテストをすると、PC上だと音が出ているのに、スマホに接続すると同じテストサイトで半分くらいしか音が出ない。


これはヘッドセットが不良なのではなく、スマホとの相性が悪いと理解しました。


その後週末に秋葉原のヨドバシカメラでヘッドセットを片っ端から試してみようと乗り込んだんですよ。相性の問題であれば、相性いいやつにすればいいわけですからね。


で、売り場の店員さんに聞いてみたんですよ。
そしたらかなり興味深いことを言われまして。


イヤホンマイクやヘッドセットのマイクって必要最低限のレベルなんですよ。と。


要は、マイクの性能を上げたければ、マイク単体のものを購入する必要があるってことです。


なるほど。
そんなのどこ見ても分かる訳ねえよ。


私のスマホは配信でも使えるようにとゲーミングスマホっていうやつに1年前に切り替えているので、この問題はスマホのスペック的な問題ではない筈なのですが、試しに購入した2000円くらいのイヤホンマイクだと今使っているヘッドセットよりも音質が落ちてしまう。


ということで、コンデンサーマイクを購入しました。Zeal Sound RBGゲーム用マイクってやつです。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0B6NKFJPH?psc=1&ref=ppx_pop_mob_b_asin_title


ヤバいっすよこれ。
スマホに接続すると、七色に光るんすよ。
レインボーブリッジみたいなんすよ。


天翔る橋

これね。
ちょっとテンション上がっちゃいました。
お恥ずかしい。


こういう色合いでテンション上がるのなんて15くらいまでだと思っていましたけど、42になってなんかうきうきしてるんですよ。嫁さんはそれみて笑ってるし、自分的にもちょっときもいんですけど、まあ仕方ない。


あと、マイク買って気づいたことがありまして。


コンデンサーマイクってイヤホンの口があるので、マイクにイヤホンを繋ぐと録音だけじゃなくて配信で相手の音声も聞けちゃうんですね。


だから、コンデンサーマイクで環境的には解決するんですよ。


で。
問題の音質ですが…


前と比べるとかなり向上しました。


何が良かったかって、私が一番気にしていた「抑揚」の「抑」の部分がこのマイクだと拾えるんですよ。


Voicyで録音すると、私の声の波形が表示されるんです。元々は「抑」のリズムのところは本当に蛇が這いずるような微弱な波みたいな感じででてきていたのですが、これが視覚的には前のやつの7倍くらいの波のサイズになっているんですね。


勿論多少は聞こえやすいような、元々の自分の聞き取りにくい喋り方を改善するために配信の喋り方にはしていますけど、でもこれで聴きやすくはなっています。


今日もVoicyで「迷った時の決め方」というテーマで新作あげてみているんで、ちょっとこれ聴いてもらえると嬉しいです。


もし、スマホで配信していて音質が上がらない、喋り方の問題なのか機材の問題なのか?は分からないけど迷っている方は、少しお金はかかりますけどコンデンサーマイクを導入してもいいと思います。


ちなみに、ヘッドセットを購入した時に大失敗してしまったわけですけど、Amazonだと開封しても、一度使用しても、無料で返品可能です。なので、店頭で相性を確認する必要も特に無いです。


さて、そろそろnoteの記事も週1くらいで復活させますかね。

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