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痛がりで堪えが利かない42歳は、出来れば健康診断を受けたくないという話

明日健康診断なんですよね。


ずーっと引き伸ばしにしてきて、マネージャーから「Japanの健診受診率が他のRegionと比べてえらい低いから、お前らとっとと受けて来いと上から言われている」と先月頭に指摘されたもんで、急いで予約したんですよ。


元々は健康診断って4月くらいに受ける気だったんですよ。
でも、それが6月でいいやになり、8月にしよう!になり、気が付いたら年末になってしまった。


なんかねー
健康診断嫌いなんですよ。


引き伸ばしていた最大の理由は、これはもう体重に他ならなくて。
私の場合、体重と健康診断の結果が如実に連動するんですよ。


例えば、ガッツリ運動している時はほぼA判定になります。この時って大体健康体になるべくしてなっていて、運動していれば食い物も大体ヘルシーになるんですよ。


私の場合は体重を維持しようとしている時は食事も睡眠も全て気を配るようになります。だから、運動を始めると全てが健康優先にシフトするようになるわけです。単に体重に気を遣っているだけじゃなくて、それを中心に回そうとした結果、健康人間になってしまう。


だからこそ、健康診断の前はガッツリ運動モードになる必要がある訳です。ただ、今年はこの「ガッツリ運動モード」に入れなかったんですよね。


さぁ6月に健康診断受けるぞとスイッチを入れたら異常に速い梅雨明けで、普段通りジョギング10キロとかすると生命の危機に瀕してしまう訳です。


着替えを背負って本八幡から平井とか亀戸辺りまで走って、銭湯入って電車で帰るみたいなのを結構やるんですけど、荒川あたりで干物みたいな感じになっちゃって。あまりの暑さに。


今年はやべえぞと思っている間に夏が過ぎ、短い秋が来て、そして上司から急かされて。


運動モードに入り切らなかったということは、つまり食事も含めてそんなにスイッチが入っていないんですよ。要は自分の中では準備不足のまま健康診断を迎えてしまうことになる訳です。


割と食いたいもん食ってるし、運動はそれほどしていないし、こんな状態だと多分コレステロールとかあんまり良いことにはならないだろうなぁって思ったら、だんだん先送りになっちゃうんですよね。


ただ、今年は普段とはちょっと違っていて。


食べる量が減ったせいか、たまに恐る恐る軽量しても体重が変わっていないんですよね。


ギリギリ170センチに届かない私としては60キロを超えるとちょっと黄色信号って感じで、ステイホームとか言いまくってたあの頃は一時期53キロまで落ちたことがありました。


だから本来は55くらいまで落としたかったんですけど、58くらいから下げられない。


でも、そこから上がらないんですよ。単純に量食えなくなってきたせいで、満腹という感覚の閾値がだいぶ下がってきたんですよ。本当にドカ食いしなくなりました。私も自分がよく分からないんですけど、食い意地の張った私が、すぐに撤退するんですよ。


二郎系とかもう食えません。
焼肉はご存じの通りです。


大して運動していないわりに保ててはいる。
まぁ本当はあと2キロくらいは絞っておきたい。
そんな感じだったんですよね。


だから、明日の健康診断がどんな結果になるかは正直見えないんですよね。食う量は減りました。ただ、いつもほどは運動していない。これがどんな結果を招くのか。新たな展開とも言える訳ですからね。


明日は8:45からオフィス街に久々に繰り出します。
ただね。


体重を落とせないまま当日を迎えるのが不安ということもそうなんですが、健康診断で地味に嫌なことがあるんですよね。


私、痛いの嫌いなんですよ。
本当に病的なくらいの痛がりでして。


どうにかして避けたいってほどでもないし、でも直前になるとうわって思うことが二つほどあります。


まずは、採血です。


大して痛くはないけど、あれは出来れば避けたい。献血も同じ理由であまり前向きに成れなかったりします。とはいえ、時間あれば全然行くんですけど、あれがあるからどうにも後ろ向きになっちゃう。


いやいや、西尾さん。
あんなチクっとだけのものじゃないですか。


人はそう言うんですよ。
例の如く、垂れ目で迫ってくるんですよ。


お前らね。
誰が何と言おうとも、あのチクっとがダメなのよあたしは。


あとね、注射器に自分の血がニューっと入っていく様とか見てたらだんだん痛い気がしてくるんですよ。血を見るのもダメです。当然テレビでたまにあるオペの光景とかすぐ変えます。痛い話を聞くだけでももうアウト。


痛みをイメージしやすい状況になることが、痛いこともそうなんですけど嫌なんでしょうね。


針が迫ってきたら視線を外します。そして、痛みが来たら目を瞑ります。声を掛けられるか、感覚的に痛みが和らいだら視線をようやく患部(と言うのかこれは)に向けます。


いやーこう見ると本当にデリケートだ。42歳になっても血が怖いとか、ちくっとした痛みが嫌とか子供の頃は想像もつかなかったですけどね。結局なんにも変わらんのですよ。


あとはね、この歳になったら嫌なのはバリウムですね。


あれ、コントですよね。
どうやってもコントになりますよ。


あれを何事も無かったように切り抜けられる人ってこの世に存在するんですかね?


まずね、あの液体をグーっと飲む。
ここからしてコントですよ。


識者の方によるとあれでも飲みやすくなったらしいですね。いやいやなんの、十分飲みにくいですよ。昔を知らない立場からすると、あれでもほえってなりますって。


で、口が白くなって見た目面白くなっちゃってるところに考えられ得る最悪の指令である「〇〇〇厳禁」が下るわけです。


ただでさえ出やすい状況が出来てしまっているのに、するなと言われると体も反応するわけですよ。なんでこう、人の体ってやつはこちらの意志から逆行したがるんですかね。


だからちゃんと「やれ」と言われたことが継続できないようになっているので、これもまたバトルですよ。バトル。


静かで、真っ白な部屋の中で、口を白くしたおじさんが、〇〇〇を耐えながらぐるぐる回されて、バリウムのボトルも一緒にぐるぐる回って、スタンディング状態になると中腰で猫背で変な姿勢になることを要求される。


いやこれ、出ちゃいますよ。
変な話、毎回2回くらいしてますよ。


でもね、そんなこと自己申告したら昔のドリフというか、志村けんのコントみたいなことになる訳です。どうせイチからやり直しで、またバリウム一気ですよ。


Take2まで行ったらもうおしまいでしょうね。一度敗北を喫してしまったらもう〇〇〇の僕にならざるを得ない。Take3、Take4と私は大根役者の階段を駆け上がることになるでしょう。


だから、これはお互いのためにもしていないことにするのが一番いいと思うんですよね。あれちなみに〇〇〇しちゃうとどういうことになるんですかね。やっぱ撮影に影響が出るってことなのかな。


まぁここまでの結果で再検査とか言われていないので、致命的に見づらい何かは出ていないと信じたいところです。


あ、あと、下剤が効かなくて倍飲んでしまい、夜中に悶絶したこともあります。小田急線での闘いといい、どうして私はこう腹が弱いのだろう。


こう考えると健康診断ってやつはなかなか嫌なもんです。


かといって麻酔しての胃カメラとかそれはそれで怖いし、バリウムで置きに行くのが私のデフォルトなんですよ。そして、直前になると血液検査で後ろ向きになる。


犬でも予防接種していたり、子供が病院で泣きながらも耐えているのを見ると、ああ私はまだまだなんだといつも思います。42年経ってもそんなに成長無いんですよ。この苦手な部分に関しては。まぁ泣かない分だけマシになったと思いたい。


明日は平日休みだというのに本当に気が重いです。
とりあえず、夕飯食べたら走ってくるか。

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