クソ仕事に対する私の見解。

みなさん、こんばんは。

以下の記事(君たちはクソ仕事ができるか)を読んで感じた私なりの今の見解を嘘偽りなく書き残しておきたいと思います。


クソ仕事とはなにか

記事内からの流用です👇

曰く、最近の若手は、頭もいいし、やる気も情熱もある。
しかし。事業を立ち上げるうえで、一番大事な「泥臭く営業をする」ことを嫌うという。それがまさに、一番大きくて、一番解決しにくい課題なのだそうだ。

すると、その場にいた、起業家の一人も、それに相乗りするように言った。
「……若いとき、泥臭く営業することを覚えておいて、ほんとうによかったと思います。」

泥臭い仕事をしてきたようには全く見えない方だったが、その起業家は言った。
「若いときは散々「テレアポオリンピック」なんて言って、飽きるほどテレアポやらされました。ひどい仕事でしたけど。」

ベンチャーキャピタルの方はこう言った。
「営業ではなく、プレゼンか、ピッチとかばっかりうまくなってね。イヤでも何でもやらないといけないんですけどね……。」

クソ仕事とはつまり、「泥臭く、非効率な単純作業」だと解釈しています。私自身、このクソ仕事を誰かに強要することはあまりしないようにしていました(それでも経験したことで今があるとは信じています)。

経験しなくても成長できる人はいるため、強要することではないけれど、私はあくまでも私の経験則でしかモノを語れないから、結論、クソ仕事は大いに経験すべきだと思っています。


私のクソ仕事

今は偉そうにマーケターを名乗っていますが、もともと私は営業出身。求人メディア会社に新卒入社したのち、4年間は求人広告の営業に従事していました。

その後、5年目よりペットオーナー向けのメディア立ち上げの新規事業責任者として抜擢されました。当時26歳、自信だけはなぜかあったため、まぁやれるっしょの精神で仕事にあたりました。

具体的には、❶メディアの毎月の特集決め・❷売上を得るための広告営業・❸読者を集めるためのイベント立案、企画・営業・ファンづくりの3つを同時並行で行わなければなりませんでした。

中でもキツかったのは営業。新規事業なので顧客なんぞいるはずもなく、毎日顧客をリストアップしてテレアポ150件/日、週の飛び込み訪問100件(20件/日)を2年間続けました。

電話してもガチャ切りされるのが当たり前、飛び込み訪問したとしても門前払いや、軽くあしらわれる。しまいには事業のケチをつけられる。たまに暇な人にエンカウントすると話し相手になって1時間立ち話に付き合わざる得なくなる。

でも当日の私にとって、暇つぶしだとしても「話をしてくれる」という方の存在は大きく、断られるよりはマシ、むしろ助かった(時間が潰せる)と感じていました。商談することから逃げていたんですね。

もっと具体的に私のキャリアをしたい方はこちら


結果、病みました

それでも売れない。売れなければ帰社できない(怒鳴られる・詰められる)、だから遅くまで事務所の近くで時間を潰して上司が帰る頃を見計らって会社に帰る。なんて情けない姿なんだろうと思いました。

その結果、(案の定)病みました。会社に行きたくない、営業も怖い、自信もない。でも病院に行く勇気も、会社を休む勇気もありませんでした。

いや、厳密にいうと、病院には行きたくなかった。なぜなら行けば「診断書」がもらえるから。そうすれば会社を休めるのもなんとなくわかっていた。でもそれってなんかカッコ悪いな、自分が望んでいる姿じゃないな、と思いました。最後の最後、土俵際でカッコつけていました。そのカッコつけがいいのかどうかわからないけれど。

ちょうど子供も産まれたタイミングで、親になりました。こんな情けない姿を子どもに見られたとき、胸を張って「私が父親だ」と言えるのだろうか。いや、きっと言えない、と感じました。

なんか病んでるインスタ


クソ仕事があるから今がある

記事の終盤には以下のような言葉が並んでいます。

「結果を追求する」なら、つべこべ言わず、「やるべきこと」は、一切の躊躇なく「やらねばならない」

ビジネスをやる、商売をする、とは結局そういうことなのだ。

ただ、このような働き方は、とにかく精神的に疲れる。
5年も10年も続けるものではない。

したがって、こういった「武勇伝」とすらいえないようなクソ仕事たちを、「やったほうがいいか」と言われれば、やらなくて済むならやらないほうがいいに決まっている。

しかも、やりたくない人に無理にやらせても大した結果にはならない。
でももし「向こう側」に行きたいなら、恐らくクソ仕事を避けて通る道はない。仕事は結局、頭の良し悪しよりも、行動力のほうがはるかに重要だ、というのはそのためだ。

共感しすぎて首がもげてしまったのですが、私はクソ仕事をした期間が4年間だったからなんとか耐えられたのかもしれません。

この事業でなんの成果もあげてないし、しまいにはこの事業はスケールせずにたたんでしまったし、退職者も出してしまったし、一部いた読者(メディアを楽しみにしてくれた人)に悲しい想いをさせてしまいました。

でも今でもその悔しさや悲しみは鮮明に覚えています。そして「もうあんな思いをしたくない」という気持ちになります。

だからこそ行動を重ね成果が出るまで続けなければならないし、モチベーション云々などとうつつを抜かしている場合ではないのです。そんなことを思い出しました。


結論、ローカルプレイヤーズを受講して

トラウマ話をしたのち、唐突のセールスですが、クソ仕事を経験している人こそ、ぜひ「ローカルプレイヤーズ 非起業家のための地域プロデューサー育成スクール」を受講してもらいたいと思います。

ここでは地域に根ざして本気で頑張っている人たちにとっての学びの場となるはずだからです。もし今、クソ仕事をしている人がいたらその踊り場を脱するためのヒントもあるはずです。一緒に地域を元気するために学びあいましょう!

受講説明会はこちら(8/4@Zoom)

リアルイベントもやります(8/25@浅草橋)

事前相談も乗りますのでお気軽に!

以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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