見出し画像

【TED】#1 How to build (and rebuild) trust

TEDの閲覧記録です。今回の動画はこちら↓(14分58秒)

▶︎ 結論

信頼を構築・再構築する鍵は,①共感②論理③誠実さにあるということ。

▶︎ 内容と学び

信頼を構築・再構築する方法についてのお話です。

信頼は全ての行動の基本となっており,もっとお互いに信頼し合えるようになれば人類は前例にない進歩を遂げることができる一方で,信頼関係が築けていないとあらゆることが難しくなってしまいます。

そこで,『信頼』を3つの要素に分解して考えることで,信頼を構築・再構築する方法を考えます。

《信頼の鍵となる要素》
①他者への共感
②論理(話に筋が通っていること)
③誠実さ

この3つの要素が揃うことで強い信頼関係を築くことができる一方で,これらのうち一つでも欠けてしまうと信頼関係が脅かされてしまいます。

①他者への共感
他者への共感はもっとも揺らぎ易く,一度共感ができないと思ってしまうと,そこから悪循環が始まり,あらゆることが難しくなります。
他者への共感力を高めるためには,『どこで』『いつ』『誰に対して』自分の気が散り易いのかを突き止めることが大切です。
この分析をすることで,かなり的確に『どこで』『いつ』『誰に対して』共感しにくいのかを突き止めることができます
目の前にいる人の方を向いて,見つめ,話を聞き,深く考えて,相手の立場に立つことができたなら,共感というものに強固な軸足を置くことができます。

②論理
論理に関しては,2つの問題が考えられます。
『論理の質』『論理の伝え方』です。
ここでは特に,後者の『論理の伝え方』に焦点を絞ります(『論理の質』は多くの場合健全です)。
当たり前のことかもしれませんが,特に信頼関係が築けていない段階では『結論』から先に伝えるということです。
『結論』を伝えてからエビデンスを与えていくのです。

③誠実さ
誠実さが3つの中で一番厄介な問題です。
誠実であることに関しては,自分らしくいることが大切です。
ただし,これはあくまで周囲に自分と同じタイプの人しかいない場合で,自分とタイプが違う人に対しては,多くの場合でありのままでいることは難しくなります。
周りの人のご機嫌を取るのではなく,ありのままの素晴らしい自分が何を言いたいのかに注意を払うことが非常に大切になってきます。
また,リーダーはみながありのままでいられる安心できる環境を整えるだけでなく,これを歓迎し,讃え,ありのままでいることの大切さにすることが大切です。
これが,未知の領域に達する優れた成果を遂げる鍵となります。

▶︎ 所感

僕は他者と信頼関係を築く際に,以下のようなことを意識しています(質問箱で質問をいただいた時にぱっと頭に思い浮かんだものです)。

・嘘をつかない
・相手の話に耳を傾ける
・相手を否定しない
・発言と行動を一致させる

これらを今回取り上げられている3つの要素に当てはめてみました。

①共感:相手の話に耳を傾ける,相手を否定しない
②論理
③誠実:嘘をつかない,発言と行動を一致させる

ということで,僕が信頼関係を意識する時には『論理』の要素が欠けていることがわかりました。

今後,他者と信頼関係を築く際には『論理』の視点(特に伝え方)も取り入れてみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?