【解説編】#8「girl friend」

 # 1~# 7までわりと関連を持ってあげて来たのですがここでちょっと雰囲気を変えて、また別なテイストの作品を。これは最初にさっさとネタバレしてしまいますと、これまでも度々出てくるわたしが敬愛してやまないユーミン様の作品をリスペクト?させていただいて…といいますか。松任谷由実さんのわたしが好きな曲(というか全部好きなんですが)の中に『ガールフレンズ』という女友達をテーマにした作品がありまして。それがまぁ本当になんというか、どう言葉にしていいのか本当にわからないんですけどいい作品で。で、わたしも「女友達」をテーマにした作品を書きたい!と思って大学生の時に書いたものになります。

 この詩、自分でもめちゃめちゃ気に入ってて笑。特にラストの2行がグッと来ると思うのですが!(いつもの自画自賛)

 ここに書いてあることは90%くらい実話でして。大学生になって夏休みに地元に帰った時に久しぶりに高校の時のめちゃめちゃ仲良しだった友達と会った時のことからでして。

 では10%のフィクションとは?

 ……………。

 それはなんと初っぱなの「結婚して~」のくだりです笑。夏休みに会った友達はたぶんまだ結婚してません(少なくともこの詩を書いた時は)でもそのくらいの年齢になると女友達でも早い子はもう結婚したなんて便りを聞くようになっていて。なのでそんな便りを聞いた時のわたしの気持ちと組み合わせて。

 それから「悲しくなったら また会ってね」という表現は「井上昌己」さんというシンガーの方の『僕がいるから大丈夫』という曲で作詞家の「古賀勝哉」さんが「~淋しい時にしか かけては来ない きみの電話が懐かしかった~」と書いてるフレーズにとても共感して、とても気に入っていて、そういうニュアンスのフレーズをいれたいと思って書いたものです。

 最近は昔の女友達から連絡があることなんてめったになくなったアラフィフですが、みんな幸せにしてるのかな??「便りのないのは良い便り」が1番なのですが…はてさて、、、

~fin

追伸:特にグッと来ると自画自賛したラストの2行。大人になるほどなかなか「友達」ってはっきり言える人が減ってくると思うのです。なのではっきりとあなたの事をわたしの「友達」と言うのはもうそれだけで最大限の愛の表現なわけで。この詩をわたしの全ての「女友達」達に捧げたいと思います。

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