BIG BOSS新庄監督は学びの宝庫だ

BIG BOSSこと新庄剛志新監督が連日スゴいことになっている！話題を独占した新庄の監督就任会見から数日が経っても、興奮が全く冷めやらない。昨年トライアウトを受けたのも、実は監督になるための布石だったのだ。これだけスターのオーラを感じさせてくれる人が他にいるだろうか？彼のキャンプでの練習指示を見ると、すべてがパフォーマンス向上のために、綿密に計算されたメニューであることがわかる。これから選手がどれだけ飛躍するのか、日本ハムファイターズファンで本当に心から良かったと思う。楽しみで楽しみでならない。

僕が帰ってきたからには、コロナはなくなり、球場は満員になりますよ。そういう運命なので。

こんなことをさらりと自信を持って言えるところがスゴい。新庄が現れたら、コロナウイルスの方から逃げていくのではないかと思えるから，本当に頼もしい。閉塞した日本の暗い雰囲気を吹き飛ばす事ができるのは、この男をおいて他に誰がいるだろうか？

メンタル的なものに関して、僕はものすごく引き出す力があると思う。

これは監督として本当に重要なスキルだと思う。人心掌握のために、これほど監督にふさわしい能力はないであろう。新庄の高校時代の同級生は「その気にさせる天才」と新庄を評していた。

あとはチームに投手3，野手4人のタレントを創り上げていけば楽しいチームになるし、全国に名前も背番号も顔も覚えてもらえる。そのときは強くなっていると思う。

清宮、吉田はもちろん、万波、野村、五十旗、姫野と、高い潜在能力を持ちながらもまだまだ開花していないスター候補はたくさんいる。その才能が本当に開花したとき、チームは一変するだろう。

人間性は大事、人の悪口を言わない。『いただきます』『ありがとうございました』を言える選手を育てたい。

人の悪口を言わないところに彼の人徳がある。人を惹きつける魅力があるのは至極当然だろう。

新庄は何年監督を引き受けてくれるのだろうか？契約は一年契約ごとの更新とのことで、1年でやめるかもしれないし、10年続けるかもしれない。だが、新庄はいつ、どのタイミングで監督をやめるのかもすべて計算済みなのだろう。監督退任は新庄の描いている理想にチームが追いついたときだ。もう自分がいなくても大丈夫、と判断したら新庄はためらいもなく日ハムを去っていくような、そんな気がする。その理想はこれから徐々に明かされていくことになる。近い将来、令和の新しいリーダー像として、新庄を分析したビジネス書が書店を賑わすのは間違いない。

「僕は、野球選手を見る目にも自信があった」

新庄の著作『わいたこら。』には、メジャー時代に注目した選手が、その後抜擢され、超一流プレイヤーになっていた、というエピソードが紹介されている。ハムが新たに獲得した外国人ヌニエスを「彼は打つよ」と新庄は太鼓判を押している。来年のヌニエスが実際に活躍するかどうか、とても楽しみだ。

わいたこら。　――人生を超ポジティブに生きる僕の方法

最後に、人一倍、陰で努力をしていたことを示すコメントを紹介しよう

「夜、人が寝ているときに練習すればいいだけのこと」
「好きなことはとことん努力すべき。才能に恵まれて、必死で努力して、そうやってやっと一流になれるのがプロの世界っていうことだ」

うまくなるには練習しかない。そして、練習していることを悟られず、ひけらかさず、さらりと本番でその成果を発揮する。努力抜きに活躍はあり得ないが、その努力を一切人に見せないところがすばらしい。

そういえば、新庄に似たキャラがいたな～、誰だろうと考えてみたら、ああ、そうだ、ROLANDだ！と思い当たったら、さっそくROLANDのコメントが記事になっており、ROLANDOも「ビッグボスに不可能はない」と活躍を断言している。この二人、昨年番組でも共演していたんですね。

秋季キャンプの初陣を終えて、「いや、もうめちゃくちゃ楽しい」とコメントをしていた。仕事でも勉強でも、どんなことでも、こういう気持ちで取り組みたいものだ。
BIG BOSSは生きた教科書のような、学びの宝庫だ。