見出し画像

休業要請に応じない大阪府内のパチンコ店について大阪府遊技業協同組合に除名の問合せ

24日、大阪府は府内遊技施設への休業要請に応じない店舗名を公開した。25日になると平野区の2店舗で休業の確認が取れたが、そのほかの店舗については現在も営業を続けている。そこで筆者は、大阪府の遊技業協同組合に現在の通知状況や除名検討の有無について問い合わせた。現在はその回答を待っている段階だ。

大阪府では、休業要請に応じる事業者に向けて、新型コロナウイルス感染症対応緊急資金をはじめとした各種公的融資の制度を設けている。公的融資の見込みが立っている以上、これ以上の営業継続は、大阪府遊技業協同組合が掲げる「相互扶助の精神」に反すると考えられるだろう。実際に、東京都の遊技業協同組合は、休業要請に応じない都内の店舗に対して、都遊協の定款に則り、「犯罪その他信用を失う行為をした組合員」に該当すると想定し、除名手続きを検討している。

基本的人権の「経済活動の自由」との兼ね合いがある中、自治体は私権と公権力との難しい均衡調整に迫られている。そのようななかで協同組合からの後押しがあったならば、大阪府としてもさぞ心強いだろう。

(参考URL)

大阪府/報道発表資料/新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく施設の使用停止(休業)の要請について http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=38099

大阪府/制度融資(信用保証付き)のご案内 http://www.pref.osaka.lg.jp/kinyushien/seido001/index.html

大阪府遊技業協同組合
http://daiyukyo.or.jp/

東京都遊協が最後通告、営業継続のパチンコ店には「除名手続き」を検討
https://web-greenbelt.jp/post-37715/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?