見出し画像

あなたは「カタチ」にして見せていますか?

「多くの場合、人はカタチにして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのか分からないものだ」

中山マコトです。 
これはかのスティーブジョブズ氏の言葉です。

ジョブス氏は、たくさんの商品やサービスを生み出し、その多くが世の中に大きな影響を与えました。

彼が見せてくれたのが、徹底した“ユーザー目線”。

お客さんは、“かつて見たことがないモノ”を目の当たりにし、異口同音に、「自分が欲しかったのは、これだ!」と言ったのです。

ジョブズ氏のすごさは、“お客さんが欲しいと言うモノ”ではなく、“欲しかっただろうモノ”をユーザーに代わって考える、生み出すチカラ。

それを徹底したからこそ、お客さんは喜び、まさにジョブス教とも言える、強烈なファンを創り出していったのだと思うんです。

お客さん=クライアント。
クライアントの代わりに必死で考える。
それがすべてです。

さて、僕もあなたもnoteを書いています。

あなたが書くnoteの記事は、読者に、
「カタチ」
を見せているでしょうか?
カタチとは「発見」であり「察知」です。

このnoteでも何度か書いていますが、言い換えると、
「視点」であり「切り口」
です。

単なる鮭の切り身では何の魅力も無いですが、
「トロサーモン」
と呼んだ瞬間に、
「あ!トロなんだ、それなら価値があるね!」
となる。

でも、トロと言う言葉はなぜか、マグロにしか使ってはいけないんじゃないか?と思っている人がほとんどなわけですよ。
ここが盲点で、だからトロサーモンは売れに売れ、トロサンマとかトロアジにも繋がって行ったわけです。

また、単なるリフォームを、
「新築そっくりさん」
と呼んだ瞬間に、
「え?新築そっくり?それはすごいや!」
となる。

お客さんにとっては、新築に見えちゃうと言うメリットがあり、工務店にとっては「住友の名前でお客さんがやってくる」ので、集客が楽。

住友にとっては、コンスタントに安定した仕事を供給できるので、良い工務店を確保できるというメリットがある。

やっていること、やることは同じなのに!です。

ジョブズ氏の例で言えば、
ipodを発売した時に彼が創ったキャッチコピーがまさにそれ。

それまで使っていたコピーは、
「ipodは容量が5G。重さはたったの185gの最新式MP3プレイヤーです」
というものでした。

完全な開発者目線で、どこにもお客さんはいないコピーです。
これではipodの価値はまるで伝わりませんよね?

ipodと言う極めて新しく、優れた商品を単にモノ扱いしているだけに見えます。

そこにジョブズ氏は、
「1,000曲をポケットに」(出典:Apple Inc.)
と言う価値を打ち出しました。

10曲入りのCD100枚分を、ポケットに入れて持ち運べるんだよ!といったわけです。
これでipodは一気に市場を獲得し、世を席巻しました。

これが切り口を変えること=顧客目線です。
更に言い換えれば、
「価値の変換」
なわけです。

僕がkindle出版の事を、単なる電子出版と呼ばず、
■決してなくならない資産、
とか、
■社会的権威性を手にする武器、
とか、
■一瞬で相手の興味を捉える最強の名刺、
と呼んだりするのはまさにそれです。

この価値の変換に人は触れたいし、そこで感動したり驚いたりするわけです。

自分しか気づけない切り口とか視点を提示し、読んだ人が「この人のモノの見方は素晴らしい!もっと触れたい!」と思ってくれたら、読者として継続するわけです。

「多くの場合、人はカタチにして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのか分からないものだ」

ジョブズ氏のこの素晴らしいコトバ。
肝に銘じて下さいね。

おしまい。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
まだまだこれからも書いていこうと思いますので、ぜひまた読んでください。
明日もお待ちしています。

スキ・コメント・フォローなど頂けると俄然、喜びます。
フォローは100%お返しするつもりです。

【出版無料相談やってます!】
さて、あなたも、正しい出版にチャレンジしてみませんか?
もし興味があるなら、中山マコトが無料相談やっています。
どんな内容でもOK。
ざっくばらんにお話してみませんか?
ご相談はこちらから。
https://17auto.biz/makotonakayama/registp.php?sno=227

中山マコトプロフィール。
https://note.com/makotonakayama/n/nae07da271ea6







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?