決めたら守る。
中山マコトです。
考える仕事には集中が必要。
だったら、世の中が基本休みの土日が一番集中できますよね?
言葉は悪いですが、邪魔が入らずに済みますから。
だから、僕は土日に大事な仕事を持ってくるように、決めています。
朝起きて、仕事を12時までには終わらせ、それから外に出ます。
今は伊江島と言う離島に越したので、東京時代とはかなり様相は変わりましたが、基本は同じ。
島を自転車でぶらついたり、好きな店にお昼を食べに行ったり、島の観光スポットを見に行ったり、好きな人と会ったり、打ち合わせをしたり、ビーチに行って心地よい潮風に当たったり・・・。
要はそんな時間を過ごすんです。
そして、夜の6時半を過ぎたら、セミナーの講師とかを除けば、基本、仕事はしません。
そう、夜は僕自身にとって、とても重要な時間なんです。
島の素敵な仲間や、友人と会って話をし、冗談を言い合い、時には「真剣な話題に、激論を闘わせ」、刺激をもらいながら、美味しいモノをいただいたり、歌ったり、気に入ったお酒を飲んだりするのがとても楽しい。
その時間のために働いている!と言っても過言ではありません。
つまり、そうする!と決めているからそうするわけです。
さて、昨年の12月。
講師でお招きいただいた、とあるセミナーの懇親会で、「仕事は12時までに終わらせる!」という話をしていたら、一緒にいた参加メンバー達とのあいだにとても興味深い事があったので紹介したいと思います。
ある男性が、こう言いました。
「そうは言っても、突然仕事を頼まれたりする事もありますよね?そう言う時は、お昼までとかに終わらないじゃないですか?どうされてるんですか?」
僕は答えました。
「そうね、確かに今日の明日!って感じで、コピーを頼まれる事はありますね。しかもそういう時に限って、どうしても断れない人からの依頼だったりする・・・」。
「そんな時、どうしてるんですか?」と彼。
「どうすると思う?それぞれ考えてみてよ!」
と僕。
その中の1人がこう言いました。
「断っちゃう!」。
「最初に”断れない人から・・・”って言う条件つけてたよね?だから、”断る!”は無し!」、と僕。
別の人が言う。
「締め切りを延ばしてもらう!」。
「延ばすくらいなら、最初から引き受けない!」
と僕。
「仕方ないから、午後までかけてやる!」
とある女性。
「そうしない!と決めてるんだから、それも却下!」
と僕。
そこで、全員黙り込みます。
まったく、次の答えが出ません。
「教えて下さい!ギブアップ!」
とみんな。
さて、そんな場合、僕はどう対処してるでしょうか?
あなたも考えてみて下さい。
さて、考えましたか?
答えは浮かびました?
僕の答えは「こう」です。
それは・・・・
「早く起きて仕事する!」
です。
だって、他にはあり得ないですよね。
「仕事は午前中」と決めている。
午後には食い込ませない!と決めている。
断れないし、延ばせない!
となれば、答えは必然的に「早起きしてやる!」しか無いんです。
単なる論理的帰結!
ただの消去法でしかありません。
子供でも分かることです。
でも、みんな、それが思い浮かばないんですよ。
僕の普段の起床は大体6時半。
だから、その「急な仕事」に仮に3時間が費やされると判断すれば、その分、3時間だけ早く、3時半起きでその仕事を済ませる。
その上で、通常の仕事に向かう。
それが当然だし、それ以外に選択肢は無いんです。
でも何故か、大抵の人がそれをやらない。
自分なりのルールを決めても、簡単に破ってしまう人が多すぎる。
だったら、最初から決めなければよいと思います。
自分で決めたルールは、他人に決められたルールよりも、はるかに重いモノ。
僕はそう考えていますが、さて、あなたはどうでしょうか?
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