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あなたの最高月収、いくらですか?

中山マコトです。
最高月収を自慢している人、結構いるけど、あれ、
不思議なからくりがある場合も多いんです。

ザックリ言えば、最高月収1000万で、年収2000万みたいなね。
「え?大した事無いやん」って感じです。
たまたま一か月に入金が集中して、他の月はチョボチョボって言うケースは沢山あります。
で、そういう人こそが、最高月収などと言う訳のわからん数字を使って
トリックを巡らすわけですね。

ま、一般的には2000万と言うのは大きな金額なんだろうけど、
出ていくお金も多いし、税金分とかもとっておかなくてはいけない。

最高月収1000万でも、通年均(なら)すと大したことなくて、
台所事情は実は火の車って事も多いんです。
僕の知り合いのベストセラー著者は、結局、翌年税金が払えず
自己破産しましたしね。
そんなもんですよ。

例えば僕の最高月収は、1500万。
次が1000万です。

1500万の内訳は、ある本の印税が、約800万。
他は単発のリサーチとかプランニング、コピーライティングなどで、
たまたまいくつも抱えていた仕事の入金がその月に集中した結果。
この年の売り上げは約6000万だったので、やはり月収はその年を反映してはいない訳です。

月収1000万の年というのは、起業したその年のことで、
その年の9月に1000万の入金があって、結果、その「年」で言うと、
合計で約4000万。
起業準備期間に請けた仕事の入金が、9月に集中したので、
こんな数字になりました。
この金額の中には、着手金みたいなのも結構入っていて、
それらをこなしながら新しい仕事も受けていくと、
そうそう仕事を増やせない訳ですよ。

ましてや僕は完全に一人。
だから一か月目が1000万あっても、
年間を通すと4000万くらいに収束するという訳です。

1000万の月は、実は3回あって、もう一回は、たまたま受けていた
某電力会社のリサーチ業務が終わり、550万の入金があり、
他にもゴチョゴチョと入って来たものの合計が1000万円分。
この年は、以降も平均的に頑張れて、年商で言えば、
5000万を超えています。

もうひとつも本が売れて印税が数百万。
あとは諸々合わせて約1000万。

たったひとり、プランニング系の仕事を、スタッフ無しでやれるのは多分、このくらいが限界!って感じです。
印税みたいに、本が出てしまえば、ほぼ不労所得!
という鉱脈があれば別ですけどね。

ちなみに、僕の最高年収は、約7000万。
この年の最高月収は、600万くらいで、マーケティング関係のプロジェクト(平均70万~100万くらい)が5本。
レギュラーの仕事が100万。
印税その他で100万という感じで、全然無理していません。

実は僕のように、フリーで仕事を請けているん立場の人間にとっては、
月収と言う概念はあまり意味が無く、いかにコンスタントに平均的に
売り上げを稼ぐか?が勝負です。

大きな仕事を無理して受けて、仕入れも大きくって、結果、
売り上げはデカいけれども、利益が小さい仕事をやって疲弊するよりも、
小さくても良いから確実に「利益」になる仕事をちまちまやるほうが
よほど良いと言えます。
こけおどしの最高月収!みたいな数字に惑わされないでください。

そうそう、年収にもからくりがあって、いくら残ったのか?
が実は勝負なんだけど、そこも開示している人は居ないからね。
この話はまた書きます。

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