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外に出ませんか?

中山マコトです。
僕はこう見えても、実はそこそこ売れたマーケターです。
今日の話は、noterさんにも役立つと思うので、ちょっと書いてみますね。
唐突ですが、僕はこれまでグループインタビュー、要は、商品のユーザーなどを呼んで、座談会形式で意見を伺う会の司会進行を何百とやってきました。

で、得た結論。
冷たい、無機質な会議室では活発な意見と本音は出ない!と言う事です。

打ち合わせ、会議もこれと同じです。
無味乾燥な部屋に閉じ込められて、自由闊達なアイディアを出せと言っても正直、無理な相談です。

そしてそんな「環境1つ」で、本来生まれて来るべきアイディアが押さえられていたり、質の低下が起こっているのだとしたら、これほど勿体ない事はありません。

そんな時、僕が良く使うのは、「公園ミーティング」です。
例えば都内でしたら、有料の公園がいくつもあります。

一人当たり100円とか200円とかを支払って入園するタイプの公園です。
僕が良く使ったのは新宿御苑、以前よく使ったのは新橋の浜離宮でした。

この公園選びにはとても重要なポイントがあります。
それは無料で入場できる公園は選ばないと言う事です。

どうしてか?と言うと、無料の公園にはホームレスの方々が結構暮らしています。
そして集めてきた食料があります。
それを狙ってカラスがやってきます。

いざ、ミーティングを始めようとする際に、目の前をカラスがバタバタしていたらどうでしょうか?
少なくとも女性はまずミーティングには集中できないですよね?

ですが、有料の公園の場合は、「ホームレスさん」が入ってこないので、
基本的にカラスが沢山いる場合は少ないです。

さて、ミーティングの話です。
公園にはお茶を飲みながら語れるテーブルとか、屋根付きの広場のようなものがいくつもあります。

そういう場所は爽やかな風が吹いたりして、脳にアルファ波が出やすいんです。
もちろん空気も奇麗ですしね。
こうした場所でのミーティングは活性化します。

会議室では起こらない化学反応が生まれます。
結果、とても有意義な時間になります。

リクルート出身のプランナー、伝説の“雑誌創刊王”と呼ばれた“くらたまなぶさん”は、「ラブホテルの一室」で会議をやっていたらしいです。
これはさすがに極端かもしれませんが、そのくらい場所・環境が大事だと言う事です。

会議は非日常の場所でやる方がうまくいきます。
これが僕の結論です。

ぜひ、会議室を捨てて外に出てみて下さい。

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