出版を本気で考えるなら「GNP」を意識しないとダメですよ。

中山マコトです。
いきなり”ＧＮＰ”？
国民総生産？
突然、どうしたの？と思いました？

いやいや、僕は経済の人ではないので、あくまでも本の話です。

じゃ、何だよ！思われると思いますが、これ、
Ｇ＝グロス、Ｎ＝ナカヤマ、P＝ポイントなんです。
ナカヤマ総生産。（笑）
 
僕はずっと以前から、初めて本を出した時から言ってるんですが、
本とは、

「読んでくれた人に影響を与え、結果、行動をしてもらい、
何らかのプラスを得てもらうために書くもの」

だと思っています。
そう、信じ込んでいます。
 
本を買う。
↓
読む。
↓
行動する。
↓
プラスの何か?を得る。

これが理想のカタチだと思っていますし、
そのためにこそ本は書かれるべきだと思っています。
僕自身も、それを心がけて本を読んでいますしね。

もちろん、この範疇に入らない本もあるでしょう。
でも、少なくともビジネス本とか自己啓発本とか、
あるいは実用書に関しては、そうで無くてはならない！と思っています。
 
だって、寂しくないですか？悔しくないですか？
読者に何の影響も与えない本って・・・
 
ＧＮＰと言っていますが、正しくはＧ○Ｐ。

この真ん中の○のところに、あなたの名前の頭文字（アルファベット）を
入れてみてください。
吉田さんならＧＹＰだし、高橋さんならＧＴＰです。
 
僕はこのG○Pを大切にします。
 
あなたが本を書き、出したとする。
それを誰かが読んでくれる。

そして心が動き、何らかの実行に移す。
それは小さな小さなものでもよくて、でも、
その人にとってはとても大切なことだったりします。

で、結果、何らかのプラスを手にする。

例えば、
■ノウハウが手に入った
でもよいし、
■勇気が湧いてきた、
でもよいし、
■人脈が広がった、
でもよいし、
■収入が増えた、
でも、
■就職ができた、
でも、
■夫婦の仲が良くなった、
でも、
■親子の仲が戻った、
でも、
■自信がついた、
でも、
本当に何でもよいんです。

とにかく、そのＧ○Ｐ＝“あなた総生産”を増やすことが、
本を出す人間の使命です。
 
その意味では本は本当（←シャレではありません）に凄い力を持っていると思っています。
いくら売れても、100万部、200万部売れても、誰の心も動かさず、
読まれて終わり、パタッと閉じられての本よりも、
たった2000部しか実売が無くても、
その中の50人が行動し、人生を、生き方を、ビジネスを変えてくれる。
そうなりたいじゃないですか？
こえ、出版社は困るでしょうけどね。（笑）

僕たち、著者は、単に売れた売れないではなく、
そのG○Ｐをこそ、競うべきだと思うんですよ。

ま、正直言って、そんなことを考えている出版社、もちろん少ないし、
編集者もほとんど見当たりません。
著者だってどれだけ居るか分からない。
でも、それが本当の姿だと思っています。

あなたも、「あなた総生産」を意識してみてください。
出版への気持ちが変わるかもしれません。

 
と、言うことで、

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