いわゆるコラム。【有吉は何故、V字復活したのか?】

有吉クンっていますよね。
元お笑い二人組、猿岩石の片方で、海外を延々と旅する番組企画で名前が売れたあの有吉クンです。
曲もリリースして大ヒットしましたよね。
白い雲のように♪だったかな?タイトル。
でね、その有吉クン。
今も大活躍・・と言うか、以前売れていた時とは比較にならないくらい売れてるんです
が・・・。
何か感じませんか?
そう、まったく別の人だと思うんです、僕は。
昔は単なるお笑いコンビの片割れで、旅のネタとかちょっとしたギャグで稼ぐだけの、要は、

「テレビに無理やり育てられた人」

でしかなかったわけです。
もちろんCDの印税とかがあるわけで、決してお金が無かったわけではないんでしょう
が、でも、ペラッペラな存在に見えていました。
で、仕事も減り(そりゃそうだよね?)稼げなくなった。
普通はそこで撃沈。
あの人は今!企画の対象です。

が、有吉クンの凄いところはそこからです。
もちろん誰か第三者のアドヴァイスもあったのでしょうが、見事に、
■メタモルフォーゼ=変身・変態
しちゃうわけです。
本来、とても頭の良い人なんでしょうね?

情報を取り入れるのが得意で、記憶力も抜群。
何より、毒舌。
そこを見事に活かし、あの人は今!どころか、その番組の司会をしちゃう立場に回っちゃってるわけです。

口が悪いと言うか、
『毒舌進行のスペシャリスト』
として確たるポジションを創っています。
僕も大好きですし、彼のやる番組はどれも本当に面白いです。
で・・・ここからが本題なんですが・・・
有吉君、実はな~~んにも変わってないんです。
本質はまったく”あの頃”と同じです。
でも、
■何を打ち出すか?

■どう打ち出すか?
を変えた。
何を・・・については、もちろん「毒舌」でありその視点を生かした「あだ名付け」と言う技から自分の「見せ方」を変えて言った。
どう打ち出すか?に関しては、「刺激的で面白い仕切りが出来る人」と言うポジションです。
そこに、毒舌だけど実はとても良い人、と言う一枚をまとった。

これで、今の、
■有吉君(←カタカナのクンではなく、漢字の君です)
が出来上がったわけです。
あんな人気者で美人の奥さんまで貰っちゃった訳です。(多少嫉妬)

もちろん僕が今、さらりと書いたようにすんなり行ったわけではないでしょう。
今はあだ名をつけることも封印しているようですし・・・。
目に見えない苦労もあったでしょうし、涙も流したのだと思います。
でも、彼は見事に、
『自分の持ち味だけを活かした新しい有吉像』
を構築し、市場を制圧して見せた。
恐らく収入に関しても、以前とは比較にならないくらいあると思いますよ。
多分、今、日本でい一番忙しい男だと思いますし・・。

打ち出し方、見え方を変えれば、収入も変わるわけです。
冠番組をいくつも持てるようにまでなる。
ここが大事です。
つまり、セルフプロデュースであり、変身です。

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