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起業したけどデジタル・ネットが苦手な人が身に着けるべき全技術!4:名刺の断捨離!

中山マコトです。
起業して生きていくために絶対に欠かせない、仕事の供給者である「応援団」を集めるに当たって僕が先ず着手したこと。
それは名刺の整理でした。

つまり、応援団の候補者をリストアップしないことには、どうにもならないし、雲を掴むような話なわけです。
で、考えた末、その候補は名刺フォルダーの中にあるはずだと踏みました。

そもそも、僕は「名刺」というモノについて大いなる疑問を持っていました。
それまでに交換した名刺は何千枚とあります。
が、それが果たして何かの役に立っているのか?と言えば、まるでピンと来ません。
名刺ホルダーだけが何冊にも増えていく感じ。
名刺コレクターのつもりはありませんが、でも、増えていく。
これ、ダメでしょう!と思っていましたが、ではどうすれば役に立つのか?が分らない。
そんな状態です。

で、会社をやめ、起業をするにあたり、どうすればこの名刺達が役に立つのか?と考えたとき、あるフレーズが頭に浮かびました。
それは・・・
「役に立つ名刺を見つけるにはどうする?」
です。
で、そのためには、山のようにある名刺の中から、先ずは役に立たないモノを捨てよう!と決めたんです。
断捨離です。
とにかく捨てて行けば、消去法で削って行けば、残ったものが役に立つモノ。
そう決めたんですね。

最初にやったのは、
「顔を思い出せない人の名刺は全部捨てる」
でした。
そして容赦なく、全部捨てました。
これで7割くらいは消えました。
だって、顔も思い出せないのにこちらから連絡を取ることなんてあり得ませんからね。

で、次にやったのが、
「何をやっている人かが分らない名刺は全部捨てる」
でした。
これも同じ理由。
何者かが分からない人にこちらから連絡を取ることなんてあり得ませんから。
それで残っていた名刺の半分以上が消えました。
そして最後にやったのが、
「明らかに嫌いな人、怪しい人、印象の良くない人の名刺は 捨てる!」でした。

で、結局、残ったのは200枚あるかないか?です。
数千枚の中の200枚弱ですから、少ないですが、逆に言えばよい候補に絞り込めたという事にもなります。

顔を憶えていて、何をやっている人か?が分かり、好きな部類に入る人。
これが、応援団のベースになるわけです。
最強の布陣だし、名刺交換はこの人達と出会うためにやっていたと言っても過言ではありません。
で、その中から
「もうその会社にはいないな」とか
「この会社、今は無いぞ」
というのを選び、捨て、残った150~160枚の名刺にDMを送りました。

DMとは文字通り、ダイレクトメール、郵便です。
今どき言われる、twitter(今はXというのか?)やインスタグラムのDMではありません。

200枚弱なら郵券代も大した金額にはなりません。
そして中にはある紙を入れました。
そしてある「モノ」も入れました。
入れた紙については近々、書きますが「あるモノ」についてはここで説明をしておきます。
それは当時流行っていたスマホのクリーナーでした。
それも僕がプロモーションのためにある時、オリジナルで作ったものです。
こんなヤツです。
今は絶滅しましたが・・・。


その残りが結構あったので、それを使ったわけです。
これだと当時は嫌がる人はいませんでしたからね。
で、どうしてそれを入れるのか?と言うと・・・
封筒が膨らむからです。
封筒がぷっくりしていると人は中身が気になるのです。
だから開けてみたくなる。
その心理を狙った作戦です。
この手法はそれまでも多くのクライアントの販促に使っていましたし、成果もあげていました。
で、やっと自分のために使う場面がきたわけです。

そしてもうひとつ、絶対に外してはいけない条件があります。
それは、封筒の表書きです。
というか、その前に、封筒自体に工夫を凝らしました。
それはとにかく派手な色の封筒にすると言うこと。
その理由は後で明らかにします。
これは当時、渋谷にあった東急ハンズ迄出向いて、一番派手に見えるピンクの封筒を買ってきました。

そしてその表書き、住所を書く場所のすぐそばに、手書きのメッセージを書いたのです。

何故なら僕はお相手の事をちゃんと憶えていても、相手が憶えていてくれるとは限りません。
というか、憶えてくれていない確率の方が高いだろう。
そう考えてこその手書きメッセージです。

文章の中身はおよそこんな感じです。

で、これで100数十通を送った後に、僕が何をやったのか?
それは電話です。
そろそろ着いたかな?だとしたら読んでくれただろう?というタイミングを見て、全員に電話をしました。
もちろん僕の事をちゃんと覚えていてくれる方もそれなりにいましたよ。
その場合は話も早いです。

電話はこんな感じでかけます。
「先日、ピンクの封筒で郵便を送ったモノですが・・・。」
と切り出します。
すると、「あ~、まだ開封してないけど、ピンクの封筒、来てたね。どんな要件?」みたいな感じで話が進みます。
手書きの表書きを見て思い出してくれた方もたくさんいました。
作戦は大成功です。

で、中に同封していた「ある紙」の話をします。
そこで関心を持ってくれた方には、お会いしたいという話をします。
もちろん、売り込みではなく、僕がやろうとしていることを評価して欲しいのだと伝えるわけです。
で、このやり方で40人くらいの方が「会おうよ」と言ってくれました。

続く。

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