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プロジェクトの成功に必要な『最後までやり抜く意思』を持つことの重要性

こんにちは。All Bridge株式会社の水谷と申します。

現在弊社では、事業会社向けにプロジェクトリーダー育成プログラムである「Bridge Path Program」を展開しています。

これまでプロジェクトリーダー、あるいはプロジェクトメンバーの方々と多く関わってきましたが、プロジェクト成功に非常に重要な要素である一方で、意外と見落とされがちな要素として『最後までやり抜く意思』があります。

「いきなり根性論ですか」と言われてしまうかもしれないですが、私はそれでも『プロジェクト成功には、最後までやり抜く意思が非常に重要』だと思っていますので、その必要性を整理して記載してみたいと思います。


改めて『プロジェクト』とは何か

プロジェクトをとても大雑把に定義すると、「ある目的達成のために、期限が定められた、一時的な取り組み」となります。

プロジェクトはコンサルティング会社やアプリケーション開発などを行っているエンジニアリング会社だけに限った話ではなく、多くの事業会社の中にも存在しているので、読者の方の中にも何かしらの形でプロジェクトに関わったことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

なぜ『最後までやり抜く意思』が必要か

では、プロジェクトにおいて『最後までやり抜く意志』がなぜ必要なのか。これは上記内容と同じようなことを繰り返してしまうのですが、「時間も予算も人員も定められている中で、様々な人と協力と調整をしながら、目的達成のために動き続ける必要がある」からです。

多くのプロジェクトでは、定型業務とは違った課題について、これまで関係があまりなかった人とも協力しながら、プロジェクト成功に向けて働いていくことが必要になるため、多くの困難が待ち構えていることが多いのが現実です。時には、肉体的にも、精神的にも非常に大変な思いをすることもあります。

だからこそ、『プロジェクト成功に向けて、最後までやり切るんだ』という意志は、見落とされがちなのですが、非常に重要になります。

そして、このやり抜く意志は、プロジェクトリーダーだけに必要になるのではなく、プロジェクトメンバーを含めたステークホルダーの皆さんにも必要になる要素になります。

あなたの『意思』がプロジェクトメンバーを動かす

繰り返しになりますが、プロジェクトは非常に大変な思いをすることが多いです。もしかしたら、これまで自分が全く経験してこなかった仕事にも取り組む必要が出てきて自分にできないことが目に入ってしまったり、ステークホルダーの方との調整に非常に苦労することもあると思います。プロジェクトメンバーと意見の衝突が起こることもあるかもしれません。そもそも、プロジェクトの目標が非常に高く、労働時間も長くなってしまうこともあるかもしれません。

しかし、そんな時に『今は苦しいかもしれませんが、プロジェクト成功に向けて頑張ろう』という意志は、皆さんの言動に無意識に表れ、それがプロジェクトメンバーを含めたステークホルダーにも伝わります。そして、このやり抜く意思を見て、「自分たちも頑張ろう」となることが非常に多いです。

根性論のようになってしまうかもしれませんが、私自身がプロジェクトメンバーとしてプロジェクトに参画しているとき、「プロジェクトリーダーがどこまでプロジェクトにコミットしているのか」という点を結構見ていましたし、このコミット度合いによって成果物の質も大きく変わっていたと思っています。

まとめ

今回は「プロジェクトの成功に必要な『最後までやり抜く意思』を持つことの重要性」について取りまとめました。

精神論をあまり好まれない方もいらっしゃるかもしれないですが、「最後まで頑張るぞ」という気持ちや姿勢は、プロジェクト成功に向けた大事な要素だと思っています。

今、読者の中でプロジェクトで頑張っているものの「ちょっとくじけそう」と思っている方もいらっしゃるかもしれないですが、是非プロジェクト成功に向けて頑張っていただければと思います。

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