中国の習近平独裁による集団指導制の崩壊と中国株式市場に与える悪影響
これまで一投資家として中国経済を見てきて、時には中国株や香港株への投資なども行ってきたのだが、2013年に習近平が国家主席になって以降中国政治はこれまでの集団指導制から習近平の独裁制に実質的に変化した。
その過程の中で中国政治の質は大きく劣化し、そしてこれが中国株式市場に暗い影を落とし始めている。
今回のnoteではなぜ中国が大きく経済成長することによって飛躍していた時代に取ってきた集団指導制という政治体制が崩壊し、どうやって習近平は現在のような独裁体制を確立したのか、なぜその後中国政治の質は大きく劣化したのか、そして最後にこれらの要因がどう中国株式市場に暗い影を落としているのかを解説していきたいと思う。
・なぜ中国は集団指導制を取ったのか?
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