仮面ライダー

人生でotaku的要素は最強か!宇野さんと箕輪さんのお話を聞いて。

おととい、宇野常寛さんと箕輪さんの対談をお聞きした。箕輪さんの講演はどれもいつも本当に面白いんだけれど、宇野常寛さんのお話は、自分今回初めて、でもすごく面白かった。

今回の講演聞き終わって、まず感じた印象は、本題とはちょっとズレるけど、やっぱりいい講演者っていうのは、質問を拾うのがうまいんだなぁ〜ってこと。いい講演者が、質問をされると、どんな質問でもしっかり打ち返す?

例えば、大人と幼稚園児とやる卓球みたいで、本当はラリーなんて続かないような幼児が打つ、どんな雑でミラクルなボールもうまく拾って続けられるラリー、そんな感じ。いや、もしや、講演者にとって、本当は質問の内容なんて関係ないのかな。どんな質問きても、自分が言いたいラインで打ち返すみたいな(笑)

話戻って、今回の対談は2時間ほどだったのだけど、ひろーく、うんうん!と思うような以下みたいなことから、

「地方のアドバンテージは東京に接続されていないこと、東京の思想外のものが出てくる可能性がある」
「男に家庭を作る以外の夢を与えれば、今の男も、もっと元気になる」
「人生を変えたいなら、モテて出世はあきらめよう」

宇野さんの素が垣間見れるような以下みたいなことまで、本当に楽しかった。「ガチでフィギアの限定品買いまくってて、お金のことはできるだけ考えたくないけど、お金には苦労したくない 、そう思って行動してきた」

そう、宇野さんが、今メインでお付き合いしている方は、チームラボの猪子さん、落合陽一さんとおっしゃっていたんだけど、お付き合いされている方々からも、宇野さんの なんというか、社会に迎合しない未来思考みたいなものとしっくりきて、妙に納得。 

そして、未来的でありすごく鋭い宇野さんだけれど、一方で、なんというか人を安心させる素朴さ、雰囲気がある。それって、もしかすると、仮面ライダーやアニメなど、めっちゃ好きだっていう、ちょっと言い方あれだけど、宇野さんの持つotaku的 安心感?otaku 的要素は、肩肘はらず人生を楽しむ一番良い秘訣だと思っていたけど、本当にそうなのかもしれない。

話戻って、そんな安心感のある宇野さんがアニメについて言っていてたことでも、なるほどなぁ〜と思ったこと

「アニメ、虚構にしか描けないものがある。だからアニメが好き!」

とおっしゃっていたんだけど、なるほど!たしかに!自分は、今まで、何となく、映画やアニメに惹かれてただ見てたけど、そういうことだったんだ!と腑に落ちた。

あと、宇野さんは、的確に言語化するのがうまいなぁ〜と関心していたら、その話題も

「言葉は思考のほんの一部。世の中は言葉にできないことの方が多い。だから、そもそも言葉とは、世の中のほんの一部しか切り取ることができない。自分は言葉を過大評価していない。でもそんな言葉で、この世の現象を表現するならどういった言葉を使えばいいか、どの言葉を使えば、うまく表現できるかを常に考えている」

やっぱりそのぐらい常に考えてないとそんな的確に言語化できないよなぁ。宇野さん自身は、言葉を過大評価はしないとは言っていたけれど、言葉自体については、きっと大好きなんだろう!

あっ、そうそう最後に、宇野さんが大好きだという仮面ライダーのお話も。「仮面ライダーシリーズは、まずグッズで子供を、イケメンでお母さんを、ストーリーでお父さんを3面を捉えるからビジネス的にもコンテンツ的にもイケてるんだよ!」と説明してくれた宇野さんの、ライダーシリーズ1番のオススメは、2001年に放送していた「仮面ライダーアギト」。

これ、ちょっとwikiでしらべたら『サイボーグ009』の「神々との戦い編」が原案らしい。「仮面ライダーアギト」さっそくアマゾンか何かで見てみよう!

とにかく、宇野さんのお話楽しかったなぁ〜。今回で完全に、宇野さんのファンになりました!宇野さん、箕輪さん、素敵な時間を大変ありがとうございました。

さあ、再び自分も、虚構にしか描けない世界と現実を繰り返しダイブしよう!

<星野 誠 Makoto Hoshino>
(株)誠 / 銀河ヒッチハイカーズ代表。ほぼ思いつきで書き込んだ「人生のやったら面白そうリスト」に従い、前後関係無視、人間関係グダグダにしてでも突き進む“盲進”男。アイアンマンマラソン、宅建20日間合格、ゴビ砂漠250キロ…どれも未経験で無謀だが、結局達成。2017年5月のエベレスト登頂は、登山のまったくの素人からの3年で達成、そして 7大陸最高峰制覇のオマケつき。自称「有言実行男」はいま、復活させた宇宙旅行社の代表として「いまできる人類最高地点に足跡を残すこと」を宣言し、宇宙産業での火星オリンポス山制覇を目指す。

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