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コラム集2

171
コラム徒然
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2023年2月の記事一覧

図書館と本

わしの育った家は図書館にもない本が普通にあった家で、あるから読みますわな。図書館にある本というのがもっと一般的な教養で、カルトな用途は期待されていないとわかってくるわけです。司書は仕事で本を扱う。図書館は利用者のためのもので司書のためのものではない。
赤木氏のやったことを司書の支持者が多いというが図書館は利用者のためのもので司書のためのものでは断じてなく除籍は職分として許されているだけで人類の叡知

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はだしのゲンの表現作品としての価値

はだしのゲン自体は表現作品としての価値しかなくそれが有害で教育上問題なものだということをそのまま鑑賞させて各自判断させたらええことです。わしは小学校の教室に全巻あったので読んだのですが暴力描写がとても多くゲンはいじめられていたのが成長して人をいじめる人間に描かれておりリアルです。
はだしのゲンの実写映画は原作の前半しか描かれておらずあれだけでははだしのゲンの全貌はわからず、理不尽な暴力を生き延びて

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金の国水の国

原作は岩本ナオの漫画の金の国水の国。
劇場アニメになったので観た。
チムール帝国がモデルらしい金の国と中国の清帝国がモデルらしい水の国はずっと仲が悪かったが金の国の王女と水の国の青年とが出会い水がなくなりつつある金の国に産業のなくなった水の国から水路を通すという話を青年がもちかけて実現していく中で、最初王女のもとに婿として犬が青年のもとに嫁として猫が送られて王女と青年は出会い夫婦となる。
きれいな

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