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今私にできることのひとつ

ふくしとぼうさい日記~チャレンジ編11日目~ 計376日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

今日午前中は、逗子市新宿にある小規模多機能居宅介護事業所おーばる・ほーむでの外出支援活動を。午後はすこやかいきいき協議会の、逗子浜ウォークと歌の会を、それぞれ行ってきました。

午前中のおーばる・ほーむの外出支援は、今日は4人の高齢の方と逗子の披露山公園への外出でした。車の運転に細心の注意をはかりながら、披露山公園では、見事な富士山そして逗子と葉山の海を見て、皆さん大満足の1時間となりました。

おひとりの方は、お子様が小さかった時に一度来たきりとのことで、約50年ぶりとのことでしたが、基本的な構造は変わっていないとのことで、懐かしい・来れてよかったと、すごくお喜びになれていました。

午後の逗子浜ウォークと歌の会は、今日はいつもお願いしている講師の方がお休みで、私が代わりに歌をやることをすっかり忘れ集合場所に行き、急いで家にギターを取りに帰り、逗子海岸で合流、歌のプログラムを行わさせていただく、というドタバタでしたが、発声練習と口腔体操とあわせ4曲の歌を皆さんと楽しく歌って、皆さんご満足いただけたようで、代理講師のお役目を無事に果たすことができました。


新型コロナウイルス感染拡大がすごく、プログラムの協力や実施は、少しためらう気持ちもあります。
なんとか実施をしていきたいと踏ん張っています。
理由は、プログラム中止によって不活発になる方が多くおられるからです。

2020年の緊急事態宣言から、市内の公共施設等の利用中止、また多くの健康づくりや介護予防のプログラムも全面中止となりました。
そこに来ておられた皆さんが、屋外に出る機会がなくなり、運動の機会、社会参加の機会が激減しました。
それに伴って筋力の低下、意欲の低下が起き、プログラムが再開しても来ることが出来ない方が、とても多くおられました。

筋力が低下し、要介護になってしまったお知り合いの方がいます。
社会とのつながりがなくなり、認知症の症状が進行してしまったお仲間もいます。
そのようなお知り合い・お仲間を増やしたくありません。

今回の感染拡大も非常に恐ろしいですが、正しい感染防止対策がわかっている今、きちんと守って健康づくりの場を維持することが、多くの人の健康にお役に立てると考えて、実施や協力を続けています。

健康づくり・介護予防は、「運動」「栄養」「社会参加」と言われています。
日常生活でバランスよくこの3つを維持していくことが健康の秘訣です。

そしてこれを市域で色々な人がたくさん行っていくことが、健康寿命の増進に間違いなくつながります。
ひいては医療費・介護費などの増加抑制にもつながると期待されています。
ほんのちょっとでも皆さんの健康に貢献できる取組みを続けることが、今私にできることのひとつと考えて、どんなに忙しくても続けています。


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