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今日災害が起こったらを考える

ふくしとぼうさい日記343日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

今年も残すところあと2日。
今日は朝からとても尊敬している防災・復興支援の先輩と、これからの防災のあり方について、様々なお話をさせていただきました。

今日も地震がありました。

大きな災害がもし明日来たら本当に対応ができるのか?

このテーマで色々な意見交換をしました。

地震災害、津波災害、豪雨災害、様々な災害がありますが、まずもってそれぞれの市区町だけでの対応は難しく、神奈川県内などの広域の連携が必要です。

2018年に、広域連携の大切さを感じ、三浦半島だけでも連携のネットワークを作ろうと、「三浦半島災害ボランティアネットワーク連絡会」というものを作り、逗子市、葉山町、横須賀市、横浜市金沢区の災害ボランティアネットワークと、三浦市のボランティアで、定期的な情報交換と、相互連携の体制を作りました。

2019年に、横浜市金沢区で台風15号で金沢工業団地が大きな被害を受け、神奈川県内の多くの方々が支援に入っていただき、一緒に15日間の片付け活動をしました。三浦半島の災害ボランティアネットワークの皆さんもたくさんお手伝いをしていただきましたが、より広域の相互支援体制が必要だと実感しました。

今大規模災害が広域で起きたら。
他地域からの支援が受けやすい地域と受けづらい地域があります。
現在の防災対策はそれぞれの行政で独立して作られていますが、災害は行政区関係なく起こり、復興は相互連携なくしてなしえなく、そのための県域の関係が構築できていないのが現状です。

また、現在主として動いている防災の担い手が高年齢層に集中していて、多様な世代の担い手を作ってこそ、地域防災が深化すると考えます。

今災害が起きたら、充分な対応はなかなかできないのではと感じています。

次にやらなくてはいけないことが、だんだんと明確になってきました。

2022は、新たな着手の年になりそうです。
大規模災害があっても乗り越えるための事前準備を、なるべく早く取り組んでいきます。

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