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備えを学ぶ

ふくしとぼうさい日記589日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

昨日9月1日は防災の日でした。
1日遅れでしたが、高齢の方が集まる「サロン桜山」というところで、高齢の方に向けての防災講座をしてほしいとのご依頼を受け、今日午前中に1時間お話をしてきました。

今回の趣旨は、いろいろな情報があって、何がよいのかわからない、どうしたらいいのかポイントで教えてほしいとの趣旨で、わかりやすく、かつ必要事項をしっかり盛り込むため、準備をしっかりとして、今日に臨みました。

今日お話をしたのは15名の方々です。

実施した内容は、「備える講座」として、このようなプログラムでした。

1, 約100年前逗子で起きたこと
約100年前の関東大震災で、逗子でも大きな被害があり、小坪という地域では8mの津波があったとされていることを話をしました。

2, 皆さんのお住まいの地域のリスク
津波ハザードマップと土砂災害ハザードマップの、この地域を拡大した資料を配布し、ご自身のお宅の場所に印をしていただき、どんなリスクがあるかを確認しました。

3, 避難所とは
避難所とは、家に住めなくなった方が当分の間生活をするところ。早期風水害等避難所とは、風水害から事前に避難し身を守るところ。一時避難場所とは、一時的に避難する場所や施設と、避難と名前がつきわかりにくいものの、区別を説明しました。

4, 地震に備える
命を守る行動=シェイクアウトの実際の訓練。地震がきたら、できたら火を止めること。寝ている場所を、家具の下敷きにならない場所にすること。水道水はすぐに止まること、避難するときはブレーカーを落とすことなどを、話しました。

5, 風水害に備える
警戒レベルについての説明、ひとりひとりにあった避難方法として、①避難所への避難、②知人宅・親戚宅への避難、③ホテル・旅館などへの避難、④自宅での避難、この4つをひとりひとり別に考えて、記入し、整理してもらいました。

6, ひとりひとりの備え
地震で家が大丈夫だった時の対応、地震で家がダメになった場合、豪雨・台風予報の時、・豪雨・台風で家がダメになった場合、災害後生活の支援を求める先はどこか、シートに記入し確認することができました。
あわせて、非常用で準備しておくものリスト配布と、逗子市防災・防犯メールの登録をお願いしました。

以上の流れで「備え」を皆さんに学んでいただきました。
具体的でわかりやすかった!と、うれしいお声をいただきました。

このようなひとりひとりの対応がわかる機会があることで、具体的な防災が進みます。
多くの場でこのような機会ができるように、働きかけたいと思います。

逗子市内で講座開催ご希望がありましたら、ぜひお気軽におっしゃってください。

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