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冬の海の魅力を伝える

ふくしとぼうさい日記347日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

今日は、逗子30’sプロジェクトの「新春寒中水泳大会」に行ってきました。

毎年恒例のこの企画は、その名前だけあってメインは寒中水泳ですが、海に入らなくても良い、ゆるい寒中水泳大会で、交流とあわせて、大切な目的があります。

この催しが生まれたのは、「冬の逗子海岸も素敵!」なことを発信しようというコンセプトで生まれたのがきっかけです。

逗子30’sプロジェクトでは、コロナ前は、「海チーム」があり、夏を中心に海で遠泳の練習を有志でしていました。
夏が終わっても、「海チーム」では月に1回練習をしていました。

秋から冬になると、逗子海岸はとたんに閑散としてしまいます。
一方、冬の海は、夏よりも潮の影響でなのでしょうか、海水の透明度が高く、少し沖に行くとまるで水族館のような透明度で魚を見ることができたりします。

その魅力を色々な人に伝えて、冬の逗子海岸も元気にしたい!とこの企画が生まれました。

初年度はおそらく5-6年前。
「海チーム」リーダーからの発案で開催しましたが、集まったのは5名でした。
あたたかいものも用意せず、海に入って、寒い中水のシャワーで体を流して、震えながら帰った記憶があります。

その次の年から、仲間があたたかい飲み物や豚汁などを用意してくれて、泳がなくても参加できる新年会の一つとして位置付けて、開催が続きました。
あわせて、書初めもしちゃおうと、書道セットを持参し、海から上がってすぐに字を書く荒行的なものもセットにして、楽しみを増やしていきました。

昨年は、新型コロナウイルス感染拡大のため中止としましたが、今年2年ぶりの開催で、今日は入水者が私を含めて5名、全体は子ども含めて約20名の楽しい会となりました。

久しぶりに入った真冬の海はやっぱり冷たく、入って泳いで身体を動かし続けましたが、約10分で活動限界を迎え、浜に急いで上がりました。

浜に上がった時に風が強かったりすると、ものすごく寒いのですが、今日は風がほとんどなく、太陽もさんさんと降り注いでいましたので、比較的あたたかい寒中水泳となりました。

上がってそのままの格好で今年の1字を書きました。

今年の1字は「勝」です。

しかし、毎年なのですが、冷たい海で神経が遮断されるのか、漢字を書こうとすると書き方がでてこない現象が生じます。これが今回も起こり、なぜか本当に不思議です。

今年は仲間があたたかい芋煮を用意してくれていました。

冷たい身体に入ると、喉から胃がくっとあたたかくなり、生きていることを実感できます。

身体があたたまり、書き初めや、子ども達と相撲大会などもして楽しみました。

家族のサポートのため、お昼で会場を後にしましたが、その後も皆で楽しんだようです。

冬の逗子海岸では、以前は三元日は閑散としていましたが、今日はたくさんの人が来ていました。
SUPの教室、ウインドサーフイン、フレスコボールクラブ、凧揚げしているご家族も多かったです。
数年前の逗子海岸から比べると、格段の違いと感じています。

冬の逗子海岸も、たくさんの人が楽しむことができる、素敵な場所です。
また来月も?寒中水泳をやるかも…と最後話が出ていました。
来月はもっと寒いですよね…絶対。

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