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2月5日を忘れない

ふくしとぼうさい日記~チャレンジ編15日目~計380日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

2年前の2月5日、朝8時。逗子市池子で土砂崩落事故があり、女子高校生が事故に巻き込まれ亡くなられました。
彼女が小学生の時に一緒に被災地支援の活動をしていました。
中学生の時は清掃ボランティアに来てくれました。
亡くなる1週間前に久しぶりに街で再開し、5分程度話をしました。
残念ながら、彼女と会ったのはそれが最後となりました。

朝8時半すぎに花を手向けに行ってきました。
だれもいない中、手を合わせて彼女とお話をしてきました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

事故が起きた1か月あと、3.11つなぐっぺしの中学生高校生の皆と、「忘れな草プロジェクト」という活動を立ち上げました。
学生中心で市内の危険個所の調査を行い、報告書をまとめ、市役所に提出しました。
危険個所を知ってもらおうと地図を作りましたが、完成を間近に新型コロナウイルス感染拡大となり、活動がうまく進んでいませんでした。

現状を再度調べようと、昨年の春にも調査を行いました。
その内容もまとめて、共有を図っていますが、こちらも地図化まで着手しようとした際に緊急事態宣言が出て、うまく進めることができませんでした。
その間にも、逗子市・神奈川県により、調べた危険個所のうち、数か所が補強工事がなされ、危険箇所だったところが急ピッチで改善されて、関係者の皆様のご尽力に、心より感謝いたします。

しかし、まだまだ危険箇所が多く残っています。
先日、逗子市の土砂災害ハザードマップが更新されました。
更新された情報では、従来より危険箇所が増え、リスクの大きさが目に見えて増えている、そのような更新内容となっています。
学生達と第3回目の調査を企画してみたいと思います。
どこが改善され、どこが残っているか。残っている箇所でもリスクはどこが高いと思われるか。
学生達が主体で調べるからこそ、自分達も他の方へも理解が広がると思います。

土砂災害が起こらないためにできる行動を。
土砂災害が起きても人的被害がでないための工夫とできる行動を。

私達は忘れません。つなげていきます。

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