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カメラマンKENJIの世界

ふくしとぼうさい日記333日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

障がいのある方を中心とした「みんなでプロジェクト」を一緒にやっている仲間で「カメラマンKENJI」さんという仲間がいます。
KENJIさんは、身体障がいがありますが、様々なことに活発に参加され、みんなでプロジェクトでも、ダンス、ウォーク、アートなど、積極的に参加をされています。

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数年前、KENJIさんがカメラで写真をずっと撮っているので、「カメラ好きなんですか?写真見せてください」とお願いし、写真を見させていただきました。
KENJIさんの手でカメラを握るとシャッターが下になり、写真が天地逆に映ります。
撮った写真をさかさまで見てみると、なんて新しい切り口の写真なんだろう!とビックリしました。

3年前、誰もが混ざり合う「みんなでアート」の企画の話が出た時に、KENJIさんのことが頭をよぎり、KENJIさんにカメラマンとして撮ってもらい、その写真も展示をしよう!と、そこから「カメラマンKENJI」が誕生しました。

3年前は、KENJIさんが撮った写真の展示もでき、よりたくさんの写真を撮ってもらおうと意気込んでいたところ、新型コロナウイルス感染拡大でイベントがストップになりました。

イベントが中止になっていましたが、KENJIさんにはどんどん写真を撮ってもらって、いつか良い写真で写真展をやりましょう!と話をしていました。
今年の「みんなでアート」でも写真を撮ってもらったので、KENJIさんからデータをいただきました。「たくさん入ってるよ~」とお借りする際に一言もらいました。
お借りしたメモリーカードにが長年撮りためていた写真が1000枚程度ありました。
その中でKENJIさんの世界が見える写真がたくさんありました。

ここ数日その選定作業を時間を見て行っていて、今日先ほどやっと終わりました。
選定した中の一部です。(KENJIさんにはご許可をいただいています)

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どれも素晴らしい写真だと思います。
KENJIさんの視点だからとれる、KENJIさんならではのアート作品。

もっとこの独特な世界観のある写真をたくさんの人に見てもらいたいと考えています。

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KENJIさんの写真は、ご家族にも支援者にも誰にも見られていなく、メモリーカードの中にありました。

たまたまのタイミングで自分が見ることができ、アートのイベントにつなげることができたことで、KENJIさんの世界がもっともっと広がるといいなと、心から感じています。

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