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災害時ひとりも取り残さないためにできることを その1

ふくしとぼうさい日記573日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

災害時に避難のサポートが必要な方々がおられます。
介護が必要な方、医療ケアが必要な方、障がいのある方などで、自力での避難が難しい方々です。
災害時避難行動要支援者と言われ、地域でのサポート体制が求められています。

東日本大震災でも多くのサポートが必要な方がお亡くなりになりました。
またその後の大きな災害でも、被害を受けるリスクが大きい方は、避難行動要支援者の方々で、法律が改正され、自治体が特に必要な方への個別の支援計画を作ることが努力義務になっています。

5月から色々と調べており、今日はお隣の葉山の状況を調べに、葉山の伊藤議員と地域のことをよく知る方にお話を伺ってきました。

名簿はあるけど共有ができない。
避難計画を作ってくれる人がいない。
いざという時に駆けつけてくれる人がいるか。
課題はたくさん出てきます。

必要な方はたくさんおり、これからますます増えていきます。

先日の台風の時に、自分の地区の早期風水害等避難所のお手伝いをしました。
自分の住んでいる小学校区でも多くの高齢の方がおられ、ハザードマップにある洪水のリスクが高い地域、土砂災害のリスクが高い地域にも住んでおられますが、避難所に逃げてこられる高齢の方は残念ながらおられませんでした。

災害時にひとりも取り残さないためにできること、ひとりひとりの防災意識の向上とあわせて、避難のサポートが必要な方のしっかりとした地域ぐるみでの支援体制づくりをどうするか、真剣に考えています。

防災意識向上は、防災フェスティバルづくりから広がる理解の輪づくりを。
避難行動要支援者の体制づくりは、調査と提案づくりから。
一歩一歩進めていきます。


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