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「今日行く」を考える

ふくしとぼうさい日記~チャレンジ編13日目~ 計378日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

今日午前中は、逗子市沼間の団地アーデンヒルで行われている「ふれあいサロンアーデンヒル」のお手伝いにいってきました。

地域のお互いさまサポーターさんによる、地域の高齢の方などのための集いの場で、毎月1回実施されています。

今日は、新型コロナウイルス感染拡大で少人数での実施でしたが、地域にお住いの声楽のプロの方による「出張うたごえ楽校」が行われ、約1時間楽しい歌の時間となりました。
私はパーカッションによる参加で、リズムを刻ませていただきました。

今日も気になったのが、いつも来られていた方が来られない現状です。
感染拡大のため、社会全体で外出の機会が意識的に減少傾向にあると思いますが、高齢の方も例外ではありません。
以前の緊急事態宣言の時には、様々な場が全て中止となり、多くの高齢の方が外に出ないため、体力の低下によって介護保険の利用が必要になった、もしくは介護度が上がってしまった方が多くおられました。
運営しているNPO法人で、社会との交流で電話を中心にした会話を進めようと「ゲンキデスカチャレンジ」というのを企画したりもしましたが、有効な手立てが見つけられないまま、現在に至っています。

今回の状況は、以前よりは社会との関わりは継続される傾向ですが、やはり心配になってしまいます。

高齢の方などへの健康増進について、よい方策がないかといつも考えています。
逗子市でもウォーキングの推進や、体操の推進、頭のトレーニングなども多角的に進められていますが、ひとりひとりの趣向がことなるので、一様には難しいのが現状です。

運動、体操、歌唱・音楽、麻雀などのテーブルゲーム、芸術活動など、多様なプログラムが歩いていける距離に複数あれば、それだけで関わる人が増えていきます。

大切なのは「今日行く」場所が近くにあるかどうかと感じます。
「今日行く」場所を意図的に作ることで、社会参加と運動を担保し、健康増進に繋げていく、そんな「健康づくりの地域化」が図れないかと考えています。

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