最近の記事

創造的思考のヒントが得られた|思考の整理学【書籍レビュー】

こんにちは、まことです。 今回は外山滋比古さんの「思考の整理学」という本を紹介します。 本書は1986年発行の古い本でありながら、「東大・京大で一番読まれた本」として注目され、240万部突破のベストセラーとなった一冊です。 本書を紹介する理由私が本書を紹介しようと思った理由は、本書を読んで創造的思考のヒントが得られたので、皆さんにも共有したいと考えたからです。 本書は、1986年発行という古い本ながら、コンピューターに仕事が奪われることを予見し、コンピューターに代替

    • 【レビュー】問題解決プロフェッショナルー思考と技術

      こんにちは、まことです。 今回は、齋藤嘉則さんの「問題解決プロフェッショナルー思考と技術」について紹介します。 著者の齋藤さんは現在は株式会社ビジネスコラボレーションの代表で、過去にはマッキンゼー・アンド・カンパニーの経営コンサルタントなどの経歴を持つ方です。 本書を紹介する理由は、多くのビジネスパーソンに必要とされる問題解決の基本スキルが学べるからです。 世の中には問題解決のフレームワークなどさまざまなものが出回っていますが、著者いわく、基本スキルがないとそれらも活かす

      • 【レビュー】コンサルが一年目に学ぶこと

        今回は、アクセンチュア出身の大石哲之さんの「コンサルが一年目に学ぶこと」について紹介します。 要約本書は、アクセンチュア出身の大石哲之さんが自身の経験と、それに加え、大石さんの同年代で活躍している方々に取材をし、ビジネスマンに役立つ30の重要スキルをまとめた本です。 取り上げているスキルは大きく4つに分けることができます。 その4つとは、話す技術、思考術、資料作成術、マインドです。4つそれぞれには、下記のようなスキルが紹介されています。 話す技術には、「結論から話す」や「

        • 【レビュー】マインドフルネスストレス低減法

          今回は、J.カバットジン著「マインドフルネスストレス低減法」について紹介します。 要約本書は、瞑想のやり方・メリットなどを解説する一冊です。あなたもマインドフルネス瞑想というのは、言葉だけなら聞いたことあるのではないでしょうか? マインドフルとは、「自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を認識して、現実を受け入れる」といった意味です。このようなマインドフル状態になるための手段として瞑想が用いられます。 今回、なぜこの瞑想についての本を取り上げ

        創造的思考のヒントが得られた|思考の整理学【書籍レビュー】

          【レビュー】ザ・コピーライティング

          今回は、伝説のコピーライタージョン・ケープルズさんの「ザ・コピーライティングー心の琴線にふれる言葉の法則」という本を紹介していきます。 本書の概要本書は、どのようなキャッチプレーズ・文章が人の心を惹きつけるのかを解説しています。効果的な見出しのパターンや人々の注意を引く訴求ポイントなどを実例を用いながら解説するという構成です。 著者が長年かけて明らかにしてきた広告コピーについての様々な法則が紹介されており、一度読んだら終わりというような本ではなく、文書を書く時に、辞書のよう

          【レビュー】ザ・コピーライティング

          【レビュー】1分で話せ

          今回は、ヤフー株式会社Yahoo!アカデミア学長の伊藤洋一さんの「1分で話せ」について紹介します。 要約著者の伊藤洋一さんは、ソフトバンクアカデミア(孫正義さんの後継者発掘・育成を目指した学校)で孫さんにプレゼンをし続け、国内CEOコースで年間1位の成績を収めたという一流のプレゼンターとも言える方です。
そんな伊藤洋一さんの伝えるための技術をすべて盛り込んだというのが本書です。 伝える技術というと、プレゼンに役立つ本なのかな?と思ってしまうかもしれませんが、本書で紹介する

          【レビュー】1分で話せ

          【レビュー】9割捨てて10倍伝わる要約力

          こんにちは、まことです。 今回は、伝える力【話す・書く】研究所所長の山口拓朗さんの「9割捨てて10倍伝わる要約力」について紹介します。 概要本書は要約力の鍛え方を解説する1冊です。 要約力とは、「情報のポイントとつかみ、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力」と本書では定義されています。 要約力を鍛えることによって、相手に短時間で正確に情報を伝達することができるようになります。現在のスピード社会では必須のスキルです。 反対に、要約力が低い人は、話が長く、相手の

          【レビュー】9割捨てて10倍伝わる要約力

          【レビュー】仕事のムダが必ずなくなる超時短術

          今回は、週休3日を実践するコンサルタント越川慎司さんの「仕事のムダが必ずなくなる超時短術」という本を紹介していきます。 概要本書は、著者の越川慎司さんがコンサルタントとして、528社16万人に対して2万時間かけて働き方改革を支援してきた経験から得た現場に効く時短術を紹介しています。 著者いわく、ビジネスパーソンの時間を奪うのは、基本的にはどの会社も共通で、社内会議、資料作成、メール対応だそうです。 このため、本書では主に、この3つにかかる時間の短縮を目標に様々な時短術を駆使

          【レビュー】仕事のムダが必ずなくなる超時短術

          【レビュー】ここらで広告コピーの本当の話をします

          今回は、コピーライター小霜和也さんの「ここらで広告コピーの本当の話をします」について紹介します。 副業収入を手に入れるために必須の知識本書は広告コピーの教科書のような内容となっています。内容は非常にやさしく、広告コピーについて全く知識がない人でも理解して読み進めることができる内容となっています。まず、「広告コピーとはなにか?」から始まり、広告コピーの考え方やコピーライターとして知っておくべき用語解説などがあります。 本書は、副業収入を得たい人におすすめの一冊です。副業で稼ぐ

          【レビュー】ここらで広告コピーの本当の話をします

          【レビュー】1日の仕事を3時間で終わらせるダンドリ術

          税理士兼経営者である山本憲明さんの「1日の仕事を3時間で終わらせるダンドリ術」を紹介していきます。 本書は、仕事に潜む無駄を取り除くことで、働く時間を減らしつつも、成果を上げる方法を解説しています。 タイトルの「1日の仕事を3時間で終わらせる」は、かなり大袈裟な表現のように思えますが、著者の経験上、多くの人の仕事の8割はやらなくてもよい仕事だそうです。 本書では、多くの人がやってしまっているであろう無駄な仕事をいくつか紹介して、それを取り除く方法を紹介するという構成になって

          【レビュー】1日の仕事を3時間で終わらせるダンドリ術

          【レビュー】生産性 マッキンゼーが組織と会社に求め続けるもの

          今回は、キャリア形成コンサルタント伊賀泰代さんの「生産性 マッキンゼーが組織と会社に求め続けるもの」について紹介します。 マッキンゼー流生産性の上げ方本書は、生産性を上げるために必要な考え方や生産性を上げる具体的な方法を解説しています。 生産性を上げる関連の本では、メールチェックの頻度を減らすなど具体的な方法を提示することが多いと思いますが、本書ではあまり具体的な方法の紹介はなく、生産性を向上させるにあたっての考え方などをメインに紹介しています。 日本は、製造現場の生産

          【レビュー】生産性 マッキンゼーが組織と会社に求め続けるもの

          【レビュー】書く技術・伝える技術

          倉島保美著「書く技術・伝える技術」を読んだのでレビューをします。 皆さんは、書いた文章が「何が言いたいのかわからない」と突き返されたことはないでしょうか。本書は、そんな方を助けてくれる内容となっています。 要点1:文章は書けば上手くなるものではない文章は書けば上手くなると言われることがありますが、それは間違いです。伝わりやすい文章には型があり、それを知らなければ、書きようがないからです。 要点2:伝わらないのは書き手の責任文章がわかりづらいために、読み手に内容が伝わらな

          【レビュー】書く技術・伝える技術

          【レビュー】仕事に使える脳科学

          本書は脳科学に基づいた効果的は仕事の進め方を紹介しています。現代において、仕事の成果が出ないと悩んでいる人は少なくないと思います。本書はそんな方の助けになる一冊かもしれません。 要点1:職種業種によって活躍する脳の部位は変わる企画力には前頭葉、記憶力には海馬など、脳の部位によって役割がわかれています。仕事で必要とされる脳の部位を鍛えることにより、業績をアップさせられます。 要点2:脳波も大事脳波には、アルファ波、デルタ波、シータ波があります。アルファ波はリラックスしている

          【レビュー】仕事に使える脳科学

          【レビュー】最短で目標を達成する!PDCAノート

          みなさんは、「自分の夢を叶えたい」「努力した分だけ確実に成長したい」と思うことはないでしょうか?本書はそんな人のための1冊です。本書では、目標を達成するためのフレームワークであるPDCAについて詳しく解説しています。 要点1:PDCAは目標を達成するためのフレームワークPDCAを実行することにより、目標達成への計画立て、実行が正しく行えます。また、軌道修正しながら進めるので、努力を無駄にしません。 要点2:SMARTで目標を決める目標を決めるためのフレームワー

          【レビュー】最短で目標を達成する!PDCAノート

          【レビュー】トヨタ社員だけが知っている超効率仕事術

          超効率仕事術を活用して、仕事の「スピード」と「質」を両立させる 本書はトヨタに伝わっていると言う無駄な作業とやり直しをなくすことによって、仕事の「スピード」と「質」を両立させる仕事術について解説しています。 その仕事術とは、仕事にいきなり取り掛かるのではなく、しっかりと段取りをしてから仕事に取り掛かるということです。 段取りとは次のようなことを示します。 1.仕事の目的とアウトプットを明確にする。 2.そのアウトプットを出すために必要な実施事項を明確にする。 3.それぞれの

          【レビュー】トヨタ社員だけが知っている超効率仕事術