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Earthquakeの発音は難しい

Earthquake(地震)は断層の研究では頻繁に使う英単語です.Earthは「地球」ですが,この英単語は日本語の発音にない「r」と「th」が続いていて日本人がかなり発音しづらい単語です.

2017年に1年ほどアメリカ地質調査所(USGS)への留学でアメリカ・カリフォルニア州に滞在した際,私の「アースクエイク」の発音がなかなか通じませんでした.特に,一般の現地の人たちにはまったく通じずショックでした(カリフォルニア州の一般の人たちは地震のことはよく知っています).

研究者同士の会話では,私が日本語的な発音で「アースクエイク」と発言しても,「ああ,Earthquakeね」とおおむね察してくれますが,ちゃんと発音してコミュニケーションは取りたいものです.

「Earthquake」のネイティブ発音を学べる動画がYoutubeにあったので紹介します.

ちなみに地球以外の天体では,月で起こっている揺れは月震(げっしん,Moonquake),火星で起こっている揺れは火震(かしん,Marsquake)というようです.日本人にとっては「Earthquake」よりも発音しやすい単語たちです(発音しやすいからといってEarthquakeより研究がやさしいわけではない).火震については,2019年に米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「インサイト」による火星表面での観測で検出されています(以下のリンク参照).火星ではマグニチュード3~4の揺れが起こっているようです.


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