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地震が起こって思うこと3

地震の規模を示す「マグニチュード」について.マグニチュードは1上がると約30倍,2上がると約1000倍というものさしです(大雑把に).戦後で代表的な海溝型巨大地震としては,1946年南海地震はマグニチュード8.0,2011年東北地方太平洋沖地震はマグニチュード9.0でした.内陸地震(活断層での地震)では,1995年兵庫県南部地震はマグニチュード7.2,2016年熊本地震はマグニチュード7.0でした.

同じような場所で起こる地震では,マグニチュードは「地震を起こす断層面の面積」と「断層がずれる際の食い違い量」を掛け合わせたものになります.

地震情報でマグニチュード◯(M◯)と聞いてもその大きさのイメージがつきにくいかもしれません.地震のマグニチュードの大きさ(大雑把な断層面の面積)のイメージは,
・M2:小中学校の校庭がすっぽり入る.
・M4:東京駅の敷地がすっぽり入る.
・M6:成田空港の敷地がすっぽり入る.
・M8:東京都がすっぽり入る.

マグニチュードの詳しい解説は,以下の防災科学技術研究所web「マグニチュード別に見た地震のイメージ」を参考にしてみてください.

新型コロナ感染拡大防止でソーシャルディスタンスを考える時と同じように,皆さん馴染みのあるものでマグニチュードの大きさをイメージするのがオススメです. 

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