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【名言】鈴木 のりたけ | 絵本作家
2023年8月6日放送の「情熱大陸」に登場した絵本作家の鈴木のりたけ(すずき・のりたけ) 氏。
今回は、名言コレクターの僕の独断と偏見で「情熱大陸」での鈴木氏の発言の中から「言葉」を拾っていきます。
まずは、鈴木氏がどのような人物なのかを知るためにプロフィールを見てみましょう。
1975年7月、静岡県浜松市生まれ。家族は妻と2男1女。一橋大学を卒業後、JR東海に入社し、2年ほどで退社。広告デザインプロダクションに約9年勤めたのち、絵本作家としてデビュー。「ぼくのトイレ」などロングセラーのシリーズ多数。スケッチブックとカメラを手に仕事の現場を取材し、遊び心あふれる手法で仕事を切り取った「しごとば」シリーズは老若男女を問わず好評を得ている。昨年刊行した「大ピンチずかん」は親子ともに楽しめることから多くの支持を受け、絵本児童書ジャンルにおいて8つの賞を受賞した。そして新たに、さまざまな職業に携わる人たちを取材し、現在の仕事に辿り着くまでの人生をノンフィクションで描いた「しごとへの道」シリーズを描き始めた。
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/08_06.shtml
それでは、ここから「情熱大陸」内での鈴木氏の「言葉」を拾っていきます。
(1)(人間の細胞は)3ヵ月くらいで全部かわっちゃうんですよね。それと同じように、3ヵ月前の自分はもう今の俺じゃないみたいなくらいの気持ちで生きると楽だよね。
(2)頑張った果実というか生きてることに対するご褒美みたいなものが何かどこかにあってそこに向かっていくというよりは、「日々日々果実」みたいな感じにしといた方が絶対に幸せじゃないですか。だから毎日の行動の中にも面白いと思える時間とか心底笑える、そういう時間が連なっているのが一番。
(3)(編集者のアイデアに応えるべく早速筆をとったもののいつもの遊び心が芽生えてこない)めっちゃしんどいな、これ。そして楽しくない。
(4)(それまでは)偏差値が高いところとか、人気がありそうで就職するときに有利だとか、そういう価値基準で全て選んできた気がする。
(5)真剣に面白がろうとするとエネルギーが必要だし工夫も必要です。頭も脳みそも使わないとなかなか世界は面白くならないんじゃないかなと思っています。
(6)こんなに面白い時間がもっとよく見つめれば至るところに転がってるじゃんって分かって
(7)「すげーな」と思うような感じのものをやっぱり作りたい。生まれる以前からも人間のDNAの中に刻み込まれているこの「すげー」っていう感情で勝負したいっていう感じはちょっとありますね。
番組中でのナレーションからも拾っておきます。
(8)創作の源はその人生観にある。
(9)運命を変えたのは試しに描いたこの絵本。それは当時の自分を投影していた。まさかこの作品が賞を獲ってデビューにつながるとは。
いかがでしたでしょうか。
みなさんの「今」に響く名言と出逢うことはできましたか。
引き続き名言をコレクションしていきますので、よろしくお願いします。
参考までに今回の「情熱大陸」のダイジェストも掲載しておきますね。
世界は「面白い」に満ちている!
人生をポジティブに描き変える極意
人生には三度、絵本を読むといい時期があるとノンフィクション作家・柳田邦男は言う。それは、幼い時、子供を育てる時、そして人生の後半になった時。
その言葉を裏づけるかのように、この少子化の時代にあっても創作絵本の売り上げはじわじわと伸びている。
今年上半期、最も売れた児童書になった「大ピンチずかん」。
「ガムをのんじゃった」「シャンプーが目に入った」「トイレのかみがない」など日常生
活で起こる様々なピンチ。そんな場面を鈴木のりたけがユーモラスに描いたこの絵本は、刊行から1年あまりで累計発行部数が40万部を突破する人気ぶりだ。
鈴木の座右の銘は「おもしろがると世界がひろがる」
取材の合間にもジャンプする猫に「隙アリ!」と猫じゃらしでつっついて「猫だけが遊ぶんじゃなくて人間も遊ばないと楽しくなでしょ」と子供のように笑っていた。
「ピンチ」とは別に、鈴木にとってもう一つ大きなテーマが「しごと」。
パン屋さん、客室乗務員、花火師...と世の中のあらゆる仕事の現場を見開き1ページで克明にわかりやすく描いた「しごとば」シリーズは、「そうそうこんな本が欲しかった」と多くの子供たちを喜ばせてきた。
今回、その「しごとば」シリーズの続編と、「しごとへの道」というドキュメンタリータ
ッチの絵本の創作現場に立ち会った。「成功ばかりではないそれぞれの『しごとへの道』は働く大人たちも勇気づけられるはず」
と言う鈴木。そこには彼自身の紆余曲折の人生が反映されていた。
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/08_06.shtml
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