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【名言】山根 一朗 | 鮎料理人

2023年8月27日放送の「情熱大陸」に登場した鮎料理人の山根 一朗(やまね・いちろう) 氏。

今回も、名言コレクターの僕の独断と偏見で「情熱大陸」での山根氏の発言の中から「言葉」を拾っていきます。

まずは、山根氏がどのような人物なのかを知るためにプロフィールを見てみましょう。

1965年、東京都生まれ。
3歳の時、美加登家がある島根県日原町(現・津和野町)に移る。
地元の高校を卒業後、料理修行で日本各地を転々とするが、25歳で津和野に戻り美加登家で板前として働き始める。
家族は修行中に大阪で出会った妻と独立した1男1女。妻は女将として、毎日店を支えている。
甲斐バンドの大ファン。

引用元:『情熱大陸 公式サイト』
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/08_27.shtml


それでは、ここから「情熱大陸」内での山根氏の「言葉」を拾っていきます。

・(私が)日本一とか、とんでもないですよね。もっと上手に鮎の塩焼きを焼きたいっていうことばっかりですよね、頭の中はね。

・小さい頃から鮎屋で育って今も鮎の仕事をしていますので、高津川の鮎を美味しくお客様に召し上がっていただく、それが使命。そういうふうに思いながら毎日やってますんで、それがちゃんとできるようにもっともっと上手になりたいですよね、料理を作るのが。

・お客さんに帰り際に「あなたと出会えて良かった」と言われたとき、すごく嬉しかった。胸にくるものがあるじゃないですか。

引用元:『情熱大陸』(MBS製作著作/TBS系全国ネット/8月27日放映)


次に、番組中でのナレーションからも拾っておきます。

・夫婦仲の良さもまた料理を引き立てる隠し味の一つに違いない。

・折を見て名店を巡るのは研究熱心の証

引用元:『情熱大陸』(MBS製作著作/TBS系全国ネット/8月27日放映)


いかがでしたでしょうか。
みなさんの「今」に響く名言と出逢うことはできましたでしょうか。

引き続き名言をコレクションしていきますので、よろしくお願いします。


参考までに今回の「情熱大陸」のダイジェストも掲載しておきますね。

日本一の清流が育む天然の味わい
鮎を愛し、鮎に尽くす男の絶品塩焼き

島根県西部の津和野町日原地区。人口600人ほどの集落に、日本一とも称される鮎料理の店がある。80年余りの歴史を持つ「美加登家」。古い旅館をそのまま利用した店内は趣があり、昼と夜それぞれ8席程度、食事を終えるなり翌年の予約をする客も多い。
主は山根一朗。祖父が創業したこの店で腕をふるうようになり30年以上、全国の美食家たちを唸らせてきた。
山根が扱う鮎は全て、店の前を流れる高津川で獲れた天然モノだ。日本一の清流として知られる高津川...そこで育った鮎もまた、日本一美味しいと山根は言う。
店の名物が、夏限定のコース。デザート以外全て鮎、という文字通り鮎づくしだ。
新鮮な鮎を骨ごと輪切りにした涼やかな刺身「背ごし」、鮎の頭で取った出汁で炊きあげる「鮎ご飯」、独特の苦味とうま味が癖になる内臓の塩辛「苦うるか」など、1日に200匹もの鮎を使い、コース料理をつくり上げている。
そしてメインは「塩焼き」。塩のみのシンプルな味付けだけに、料理人の腕が試される。山根が日本一と称される理由は、この「焼き」にある。
うだるような厨房で、鮎を知り尽くした山根が五感を研ぎ澄まし焼いてゆく。子どもでも頭から全て食べてしまうほどの絶妙な焼き加減は、誰にもマネできないとされる。遠来のお客からは、食べているだけで思わず涙が出てきたという声が上がる。

「小さい頃からこの店で育ち、今も鮎の仕事をやっている。だから鮎のおいしさを知ってもらって、それで笑顔になってくれれば幸せです」
山根は、はにかみながら語る。

高津川の鮎漁の解禁期間は5月末から9月いっぱい。その間は翌日の仕込みや鮎の買い付けなどがあるため、休みはほぼない。鮎を愛し、自然と向き合い続ける男のひと夏を見つめる。

引用元:『情熱大陸 公式サイト』
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/08_27.shtml

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