見出し画像

一日の始まりは、猫の朝ごはんの準備から

毎朝6時半にアラームをかけているが、大抵それよりも早く起きることになる。うちの猫「しずくちゃん」が暴れるからである。

しずくは、周りにある物を噛んだり落としたりして、腹減ったぞー!と私たちに知らせる。特に紙を噛むのが大好きで、引き出しにしまうのを忘れてなんかいたら大惨事である…。最近は布の下に隠してあるノート類にも気づいたようで、しまう場所を変えなきゃと思っているところ。

紙のほかに、段ボールやふわふわな布製品も大好きでよく噛んでいる。噛むだけだったらいいのだが、たまに食べていることもあるから目が離せない。赤ちゃんの頃から噛むのが好きで、色んなサイトでやめさせる方法を調べては実践したが、効果はなく、あってもまたいつの間にか噛んでいる。そのまま噛み癖を治すことができず、現在は怒りんぼうな2歳になった。対策として、紙、段ボール、噛むようになった布製品は置かないようにしている。

うちにはもう1匹いる。1歳の遊び好きで甘えん坊な「あずきくん」。あずきは、しずくとは反対に朝は落ち着いている。落ち着いているけど、無言の圧を送ってくる。ふと気づくと、寝ている私の横やご飯を入れるお皿の近くに座って、じっとこちらを見つめている。ご飯の準備に取り掛かると、しっぽを90度以上に上げて、時々ぶるぶる震えながら嬉しそうに駆け寄ってくる。

数年前に虹の橋を渡った「もずくくん」も、2匹とはまた違う表現だった。もずくはあずきと同様、じっと待つタイプ。けれど、我慢の限界が来ると私たちに飛びついてきていた。視線を感じて目を覚ますと、横にもずくがいる。可愛くて撫でていると、そんなことよりご飯くれー!と顔面めがけて飛びついてくる。撫でられて喉をゴロゴロならしているのに、それは突然やってくる!私は毎日のように騙されて飛びつかれていた。

お腹がすいた表現だけでも、本当に猫それぞれだな~と思う。

朝の風景
しずく←→あずき

ご飯をあげた後は、今度は母の朝ごはんの準備に取りかかる。実際には妹と、猫のご飯と母のご飯の準備を手分けして一緒にやっている。母は朝ご飯ができるまでその他のいろんな家事をやってくれている。そうやってみんなで協力しながら、毎日忙しい朝を乗り切っている。

私は朝が好き。実は数か月前までは朝は眠いだけで、憂鬱だった。それが朝型になったのはVlogのおかげ。朝少しだけ早く起きて、ゆっくり一日をはじめる。丁寧な暮らしを垣間見せてくれるVlogのなかの生活にとても憧れた。少しずつだけど、私も真似することができるようになってきた。それは自信にもつながっているし、充実感で夜はスッと寝られる。良いこと尽くしなのである。私には朝方の生活が合っていたようだ。

みんなが仕事に出たあと、私はひとりで紅茶を飲みながら日課になっているVlogを観る。大体9時半ごろから徐々に仕事モードに切り替えていき、10時からリモートワークをはじめる。仕事が溜まっているときは9時からはじめることもあるが、私にはこの1時間がとても大切なのである…。

会社に勤めていた時は、忙しい朝を乗り切って、バタバタした気持ちのまま仕事に取りかかっていた。当たり前のことなのだが、それは私にとってかなりストレスだったようだ。それだけが原因ではないが、私は長くて2年しか同じ会社で仕事が続いたことがない。全部体調不良で辞めている。

今は、好きな時間に仕事ができるリモートワークで、自分の体調やキャパに合わせて仕事をしている。今後はもっと仕事量を増やしたいと考えているので、ずっと今と同じようにはいかないと思う。それでも、できる限り私の大切な1時間を守っていきたい。私だけの働き方を切り開いていきたい。

この記事が参加している募集

#日々の大切な習慣

with ライオン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?