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これはただのファンアート

中瀬ミルさんの『おちてくね』が好きすぎる。
ので、詩を書きました。



あの人の内臓には愛されるがあって、
それが苦しかった。

愛されるが欲しくて何人もの自分を殺して分別もせずに捨てた。

殺して消して捨てて無かったことにしたから
愛されるがうまれると、思った。
(寄り添う内臓がどこから来るかも知らなかった)
でも軽くなったはずの自分が落ちていった。

褪せていった内臓が
色の無い地獄が
わたしを縛って、おもりになって
もう戻れないの?

痛くて、誰かの、目に見えないはずの内臓のかがやきで焼き尽くされてしまうに違いない。


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