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Netflixドラマ 『サンクチュアリ -聖域-』〜鑑賞後の余韻 色んな記事を読んでみた

昨日のnoteでNetflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ -聖域-』を鑑賞した衝撃を記録しておきました。

今日も引き続きその余韻に浸っています。
ドラマがあまりの熱量なのですぐに2周目に入るのは躊躇われ(体力使うかも笑)、代わりに今作に関するネット記事を色々見ていました。
そんな中からいくつかリストしておきます。


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まず日経ビジネスでの監督の江口カンさんのインタビュー記事。
前後編が無料で読めます。
日経ビジネスでも記事が載ってしまうって凄いですよね。

インタビュー前編では、この部分にグッと来ました。
この記事を読んでいても、ドラマの事も思い出してなんだかウルッと来ました。

江口:これは一ノ瀬君に限らず、出演した無名の俳優さんたち全員がそうですけれど「すごい作品作って、番狂わせを起こして、名前を売って生き残るんだ」という熱気ですよね。

 今まさに「売れたい」と思っている現役の俳優さんたち。そして、一度は相撲の世界に身を置いたけれども、ケガとか、事情があって土俵を去った元力士たち。結果的にそういう人たちで構成できた。彼らの「すごいの作って売れたい」というエネルギーがものすごいわけですよ。


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監督のインタビューは後半の記事に続きます。

インタビュー後半では猿将部屋の一番弟子だった猿谷さんを演じた澤田賢澄さんのことについて話されています。

既に色んなところでも書かれていますが、澤田さんは「千代の眞」というしこ名で九重部屋の幕下まで行かれた元力士の方だそうです。
体調を壊されて引退されることになり、ちゃんこ屋をされていたそうですが、自分の中では区切りが付けられていなかったんでしょうか、もう一度相撲に関わりたいとオーディションに応募されたそうです。
まさに猿谷さんと同じような境遇なんですね。
それは、一ノ瀬ワタルさんがオーディションで「猿桜は俺だ!」と言われたことと同じですね。

ドラマの役柄が自身の経験にもオーバーラップするところがあり、そうしたリアルな感情が、役柄にも反映されていたんだろうなと思うと、2周目観る時にさらに涙腺緩みそうです。

江口:でも彼らはやっぱりどこかで折り合いをつけて、第2の人生に出ていく。そこで成功する人も、失敗する人も、岡さんの言う通りいるわけです。でもおそらく、やっぱりその人の中で絶対に捨てきれないものが、生涯残るだろうと思っているんですね。
 「サンクチュアリ」を撮り終わったときに、「もう1回力士になれて幸せでした」と、元力士の何人かから言われて、部屋にいたときよりもいい力士になれたと思いましたって。部屋にいたときこれぐらいやれていればもっと上に行けていたかもしれないと。第2の人生を、歴史としての第2の人生を体験できたのだとしたら……。



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今回のドラマ撮影にあたっては、多くの演者さんが「大相撲の力士」にリアルさを出すために相当の体重増加と身体作りに取り組まれたようです。

猿谷役の澤田さんについては、ご自身のTwitterアカウントでビフォー・アフターの写真を公開されていて、その変貌ぶりには裏にあったであろう身体作りの過程を想像すると、「生半可な気持ちじゃ無理かも」とリスペクトしてしまいます。


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最後は「otocoto(オトコト)」という映画メディアです。
今回の記事でこのサイトのことは知りました。
親方役のピエール瀧さんと主役の一ノ瀬ワタルさんのインタビュー記事です。

うむ、こんなの読んだら、色んな印象的なシーンを思い出してします。
やっぱりすぐに2周目を観たくなりました。


<了>

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