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今日のAppleからのメール件名で驚いて、そして考えた。ブランディングと販売チャネルとか

こんにちは、makoto です。

皆さんは、iPhone, iPad, Macbook, Apple Watch などなど、Apple製品はどこで購入されますか?

昔はそんなにこだわりがなかったので、実はApple直営店であまり購入したことはなくて、ヨドバシのAppleストアとかで購入することが多かったかもしれません。

でも、Apple直営店の雰囲気ってどことなくいいですよね?
子供たちが小さい時は、銀座店で開催していた夏休み子供ワークショップとかに行きました。
(たまに居るフレンドリー過ぎるお兄さん達がちょっと痛いですが)

Macbook Air 13(2013)を購入した時は、AppleオンラインストアでオリコのAppleショッピングローンを使ったような気がします。
24回払いまでは金利0%なので、審査に若干時間がかかりますが(といっても、通常より1-2日余分にかかるくらい)、毎月の小遣い程度で購入出来るのは魅力でした。

昨年Macbook Air M1は、Appleオンラインストアで購入しました。
Paidyあと払いが使えるようになって、オリコショッピングローンと同じく、24回払いが金利0%だったからです。
Paidyであと払いを使うと店舗受け取りは出来ないのですが、在庫があるものは即日発送で、オリコローンよりさらにお得感があります。

それからは、iPad mini 6もiPhone 12 miniもAppleオンラインストアを使わせてもらうようになりました。
(製品によって金利0%のあと払い回数は異なります)

Apple製品は販売店への価格統制も厳しいのか、販売店で購入してもそんなに値引きはありません。(数%のポイントが気持ち程度つくくらいです)
だったらApple直営で買った方がいいのかな、というくらいの気持ちです。


ご存知の通り、Appleはブランディングにものすごくを力を入れているので、
販売している製品そのものの品質や梱包資材1つとっても目が行き届いています。
それは、さらに、お店に足を運んでもらって、店内に足を踏み入れてからの雰囲気、製品を手に取って検討してみるショッピング体験、
「Appleすげー」と感じてもらう、顧客体験まできめ細やかにデザインされています。

なので僕のように、
「どうせなら今度もApple直営のオンラインストアでいいかな」
と思ってもらうのは、狙った通りというか、ブランディングとしてはとても上手くいっているんだと思います。

Appleオンラインストアを利用するようになってから、メールもよく来るようになりました。
新製品が出たよとか、セールやっているよとか、買取しているよとか。

それまでは、そうしたAppleからのメールをあまり気にもとめないでさっと読み流していたのですが、
今日メールボックスの一覧を見ていて、Appleからのメールに
「ん???」
と件名を二度見してしまいました。

iPhone13はAppleで買うのがおすすめです


「え?いいの?そんなこと言っちゃって?」

商いにおいて「直営でしか販売していません」という以外は、
代理店というか販売店をそれなりに立てて、直営はブランド作りの旗艦店としては機能しても、「売り」に関しては少し一歩下がるような、
例えば「直営だと値引きしない」とか、そんな態度が一般的じゃないのかなぁ、と僕は考えていました。

インターネットでモノを買うということが一般的になってきて「◯◯ダイレクト」のようなものが各社から出てきたとしても、
販売店を差し置いて「うち(直販店)で買ってね」と声高に言うことはしなかったんじゃないかなぁ、と思います。
そんなことした途端、大手の販売店や流通から
「お前のところの商品(製品)はもう取り扱わない、引き上げるぞ」
と言われてしまうからです。

ところが、Appleは
「販売店じゃなくて、Appleで買ってね」
と言ってしまった訳です。

うーん、流石Appleというべきか、
Appleほどのブランド力があるから言えることなのか、
そんな風にしちゃうんだぁ
と思いました。

もはや主従逆転というか(どっちが主だったか従だったかは置いといて)
Apple「売りたいんなら売らせてやるよ、販売店さんよぉ」
みたいな感じなのでしょうか。

Appleくらい財力があって、ブランディングを徹底しようとすると、
確かに有象無象の販売店の流通網でしか商品(製品)を見ない人の持つイメージは、邪魔になるのかもしれません。
それでなくても、Apple製品は昔から認定リセラーというか、どこでも販売出来たようなものではなかったような気がするのですが。
(とはいっても、価格コムの現金問屋ではよく見かけるな)

急にAppleからこれまでの取引止めるぞ、という訳はないので、
「顧客が選んでくれました」という体で、緩やかにApple直営を選択するようなそういうコンセプトを打ち出しているのでしょうか。
もともと、流通経由の値引きはそんなに深いような感じでもないので、
Appleの場合は
「直営で売る方が儲かるから」
という理由ではなさそうに思います。

ブランディング

そうなんだなぁ。。。

皆さんはどう思われますか?
是非ご意見お聞かせください。

それでは!


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