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今どきなぁ。。20年前のWebサイトじゃないんだから

一昨年話題になっていた『千と千尋の神隠し』の舞台が今年2024年3月に帝国劇場に帰ってくる!
前回は行けなかったので今回はチケット取らなきゃ!
1月22日から5日間、東宝ナビザーブで先行抽選予約だという。
忘れないようにしないとね。。

そんな事を言っていたのに。。。
24日の水曜の夕方相方から
「今日予約開始じゃない!?」
と言われるまですっかり忘れていた。
抽選予約なので早いもの順ではないからまだ大丈夫かな、と予約サイトにアクセスしたのが予約開始3日後の水曜の夕方。
しかし!入場待ちが24,000人!と表示されて待ち行列になっていた。

なるほど、東宝ナビザーブでチケット予約ははじめてだけどこんな仕組みなんだね。
人数が出てくるのは待つ方も気が楽だからええやん。

それにしても、すごい人気だな。
「入場まで1時間以上」とは表示されているものの、果たして何時間かかるのか。
見ているとゆっくりとカウンターは減っているが、相当な待ち行列。
放置しながら時折見てみるが今日中に順番が来そうにない。
夜10時の段階でもまだ10,000人の待ちになっている。
明日は出社で朝早いからこのままにして寝よう。

そして翌朝6時。
ブラウザを見てみると夜中の1時半に入場可能になったものの、10分以内に入場しなかったので無効になったというメッセージが表示されている。
マジか。。。
まぁ仕方ない。また並び直そう。

通勤電車内でスマホから再度アクセスしたのが7時半頃。 
4,500人待ち。。うん、昨夜よりはマシだけどもうこんなに並んでいるのか。
そして表示されているのが「入場まで1時間以上」
かなりざっくりしている。
1時間以上は予測していないんだろう。

8時過ぎに会社に着いて見てみるとまだ3千人待ちとかになっている。
打合せを済ませて10時過ぎに見てみたら、なんと9時半過ぎに入場になっていて、またもや時間切れで無効になっている。
なんと。
3度目の正直、再度行列待ち。
今度は5,400人待ち。昼くらいには繋がるかな。。。

11時半、Web会議が終わって見てみると、あと703人まで進んでいる。
入場開始予測が11:55分。
ペース速くなってるな。
それから待つこと20分。
予測より5分早く入場となり、無事に第3候補まで予約を完了。
抽選結果は1月28日(日)にマイページから確認出来るとのこと。

そして本日1月28日(日)、昼頃にアクセスしてみるとすんなりログイン出来る。
そして、マイページへ。。。と、あれ?
抽選発表予定1月28日(日)ってなったままで何も書いてない。
もう一度ホームに戻ってみると、ちゃんとトップページに
「千と千尋の抽選結果は17時頃発表です」
と書いてある。
なんだよ~。引っ張るなぁ。

17時過ぎ、いそいそとアクセスしてみると出てきたページが

抽選予約の時とは違って、受付に入る前の玄関で門前払いのような状態。

予約待ち行列の仕組みは少し評価したけれど、この発表日のサイトの状態はいただけない。
『千と千尋。。。』の予約に関係ない人まで、東宝ナビザーブのサイトにアクセス出来なくなっている。
チケット予約専用サイトならまだしも、ホーム入り口へのアクセスでこの状態は今どきのWebサイトの作りとしてはお粗末としかいいようがないなぁ。
どこのベンダーが構築したのか分からないけれど、こういう作りは直ぐに改めた方がいいよ。

そういえば、20年前(2000年くらい?)、プレイステーション・ドットコムのサイトが予約のためのアクセスが集中してサーバに繋がらなくなってニュースにもなったことがあったのを思い出した。
当時はまだAWSのクラウドインフラもなくて、物理サーバを用意しなければいけなかったので技術的に仕方なかったけれど、今どきのWebサイト構築においてはなぁ。。。フロントアクセスをスケール出来るようにしていないってどういうこと?

ちなみに、1時間半経った18時半も同じ状態が続いている。
抽選発表だけなので、特に今日どうしてもアクセスしなければいけないという訳ではないので明日にするけれど。
それにしてもなぁ。。
2024年になっているのに、このWebサイト環境のレベルの低さに哀しくなってきた。

<了>

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