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いらなくなったらリサイクル、それがノーマル

「いらなくなったらリサイクル」

それが今の若い世代のスタンダードなんでしょうね?

うちの息子(20代前半社会人)は子供の頃からノートブックPC、タブレット、スマートフォンなどとデジタルデバイスに囲まれて育ったので、
いわゆるデジタルネイティブていう世代ですね。

彼は大学生の頃から、つまり自分でアルバイトをして好きなものを買えるようになってから、
色んなデジタルガジェットを買ってきては試しています。

デジタル好きは世代を問わず共通のようで、
自分が興味のあるものは一度は触ってみないと気が済まないという感じで、
スマホは色んなものを使っては、気がついたらもう売り払ってたりする。
彼はほとんどのメジャーどころのスマホは触ったことがあるんじゃないだろうか。

先日もなんだか珍しいものを買って来ました。

「お、何それ?Apple Vision Pro?て、まだ日本じゃ買えないか」
「Meta Questだよ、使ってみる?」
「いいの?」

はじめてのVRゴーグル。
正直少しなめてたけれど、いやぁリアル。

装着感がちょっとよくないというか、フィット感が。これはこれでずっとはキツイかな。
あと、操作するコントローラーがちょっと手こずった。
まぁ何のマニュアルも読まないでいきなり装着して触り出してるので、無茶だと言えば無茶だけど。

結局、しばらく日本庭園を眺めながら和室で寛いで(何も出来ずに地蔵になってただけ)、
Amazonプライムビデオで「ミッション・インポッシブル」観ただけで終わりました。

それでも、VRゴーグルの可能性は十分に感じれて、
Apple Vision Proは相当凄いんだろうというのも想像して楽しくなりました。

さて、そのVRゴーグルもしばらくは自室でなんだかドタドタしてたと思ったら、エクササイズやスポーツができるゲーム?を1週間くらいやってたみたいですが、
気がついたら見かけなくなったので尋ねたら、
「もう売った」
えええぇぇ!!!

もう、昭和世代には驚きしかないです。
僕なら、ちょっと飽きても
「また使うかも。せっかく買ったんだし、取っとこ」
ときっと押し入れに放り込むはずです。

そんな感じで、置き場がなくて休憩中の楽器もたくさんある訳ですが。。。

「そんな買ってすぐバンバン売って、また使いたくなったらどうするの?」
「また中古で買えばいいやん」

もはや理解不能なほどに合理的というか、モノに執着しないというか。
要らないものはいつまでも取っておかない、というのが彼ら若い世代のノーマルなんだな。

だから、メルカリも大流行りのわけだ。

つい昨日も夕食後、長男と次男と相方と何やらゴソゴソやってます。

「何やってんの?」
「ママさんのカバンをメルカリで値がつくか調べてる」
「お願いだから、家のモノ、何でもかんでも売っぱらわないでね」

〈了〉

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