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エド・シーラン印のルーパーだってさ!

ミュージシャンやタレントが自分の名前を冠したブランドを立ち上げるのはよく聞く話。

でも、ファッションとかが多いんじゃないのかな?

海外の話は知らないけれど。
いや、そんなことないや、ラッパーの方達もファッションアイコンとしてブランド立ち上げるのもよく聞く話だ。

かの蟹江さん=カニエ・ウエスト先生もファションブランドに飽き足らず、ミュージシャンらしく音楽配信サービスを立ち上げたり。

ニール・ヤング先生も高音質のサービス立ち上げてなかったっけか?
演ってる音楽はHiFiとは程遠いのに、音質拘るんだ。
むしろ、『俺はVinylしか認めねえ!」ていうなら分かりやすいんだけど。

まぁ、それはいい。

ギタリストだと、フェンダーなんかのギターメーカーがアーティスト名義のシグネーチャーモデルのギターを限定本数で製作したりするよね。
あれはある意味エンドースという形があるのかな。
あ、でも布袋寅泰ギターとか、割と
「僕がボディやネックの素材まで細かくチェックしました」
みたいなパターンもある。

そして今回読んだニュースが、エド・シーランが自分ブランド、それもLooper専業(なのか!?)のSheeran Looperというブランドを立ち上げて、Looperを開発して販売開始したというもの。

その名も
「Sheeran Looper LOOPER+」

なんか響きがしっくりくるね。ええやん。

エド・シーランといえば、今でもアコギ1本とLooperだけでライブを演ってしまうというくらいのLooper使いとして知られているので、
そんな彼がLooperをどこかのメーカーと開発するのはまぁ納得のいくものだ。

仕様としてはペダル2つのデュアルトラックなので、そんなに凝ったことは出来ないハズ。
エド自身がライブで使っているのは、最新のライブ映像とか観るとペダルが8個くらいついている、とても市販とは思えない特注ぽいものなので、
「これがあれば君もエド・シーランになれる!」
という訳ではないだろうが、
コンセプトとしてはおそらくLooper入門者に向けたものなんだろう。

それにしても、Looper。

。。。。。

そんなにニーズある?

いや、Looper専業ブランドを立ち上げてやっていけるほどのマーケットがあるんだろうか?と少し心配になっている。
それでなくても、Looperの世界にはエド自身も昔は使っていた日本が誇るBOSSという老舗があるのだが。
また、他の老舗楽器メーカーもLooper機材は出しているし、DITTOなんて新興の安価なブランドもLooperは何種類か出している。

そんな、ニッチかつレッドオーシャンなマーケットに、
「エドのLooper」というコンセプトでやっていけるんだろうか?

うーん、おそらくその辺のマーケティングはちゃんとしたプロがついて分析したんだろうし、
日本では想像も出来ないほど海外でのエドシーランのファンというのは桁違いに多いだろうから、
これまで楽器も触ったことないキッズ達にも、マイク1本とLooperで演るパフォーマンスを流行らせようというのか?

しかし、入門機種とはいえ価格設定がちょっと強気な気もするぞ。

大丈夫か、エド!?

そんなことをツラツラ思いました。

Looperて何?て人はこちらがエド・シーランのSheeran Looperブランドのプロモーションビデオです。
左足の方に今回のLooper+もチョロっと映りますが、メインで使っているのはマルチトラックのおそらく最上位機種。


<了>

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