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やられたぁ!箱根駅伝応援キャンペーンに気軽に応募したら読売新聞の勧誘だった

こんにちは、makoto です。

いやぁ、まんまとやられた。
読売新聞の勧誘に。
いえ、悪いのはこちらです。それは分かってる。
注意不足にも程がある。
向こうさんは適切に法の範囲でやっていらっしゃる。
しかし、そうと知っていれば近づかなかったわい。

先日、「第99回東京箱根間往復大学競走 応援キャンペーン」というチラシが投函されていた。

「ん?箱根駅伝だって!ベンチコートとか当たらないだろうけど、毎年駅伝は見ているし、応援キャンペーンだから応募しとくか!」

久しぶりに見た懸賞だったことも手伝って(不景気のせいか、最近は懸賞を見なくなった)気軽な気持ちで応募したのがいけなかった。

それから、2ヶ月近くが経過。
だいたいこの手の懸賞は当選したらいきなり郵送で送られてくるので、こっちも応募したことすらすっかり忘れていた。

予兆はあった。
先週、留守の間にピンポンした人がいたみたいで、首から社員証のようなものを掛けた知らない男性が録画されていた。

そして、先程、夕方にピンポン。
インターホンに写った姿が同じ人のようだ。
相方が出て対応した。
10分以上帰って来ないなぁ、と思ってたら、
「箱根駅伝応援の懸賞って読売新聞の勧誘だったぁ!!
 やっと帰った!」
と戻ってきた。

「読売新聞です。箱根駅伝応援キャンペーン景品の手袋を持ってきました。
 3ヶ月でいいので新聞取ってもらえないですか?」
ときた。
「もう他に新聞取っているので、流石にそれはごめんなさい」
と丁重に何度断っても、物腰こそ優しそうだが、まぁ粘る粘る、なかなか帰らなかったようだ。

今の時代、新聞個配も売上がどんどん減少している反面、
新聞販売店への押し売りなどを厳しく禁止されているようで、
新聞勧誘の手口もかなりソフトになってきた。
だけど、しつこい新聞勧誘といえば読売新聞のイメージがあり、
引っ越す度に、「新聞取ってよ!3ヶ月でいいから!」とピンポン来るのはほぼ読売新聞だ。
やれ洗剤をあげるだの、ディズニーランドのチケットをあげるだの、
ただしこの10年近くはそんな景気のいい景品と引き換えの勧誘は少なくなった印象だ。

僕が大阪出身だからという訳ではないけれど、読売新聞には嫌な思い出しかない。
(読売新聞関係の方が読んでいたら申し訳ないです)
大阪といえば阪神タイガース。昭和の阪神タイガースの最大のライバルは読売ジャイアンツ。そういうところから既に刷り込まれてる。
社会人になって、大阪から首都圏に一人暮らしで出てきて最初に住んだのが千葉行徳のアパート。
引っ越し翌日、早速新聞勧誘員がやってきた。
30年以上前の新聞勧誘員といえば、ルックスはパンチパーマの明らかにヤンキー。
「いや、本当にいいですから」と玄関ドアを閉めようとしても、つま先を差し込んでドアを閉めれないようにして、しつこく迫ってくる。
「もういい加減にしろや!」と強めに押し出してドアを閉めて、部屋に戻ろうとした瞬間、
「なんだ!おりゃぁ!!」
と玄関にあった傘を振り回して部屋に土足で入ってきた。
そして首根っこを掴まれて「事務所に来いや!」と凄まれて、こちらはもう平謝り。こんなノコノコと付いていったら何されるかわかったもんじゃない。
何がなんでもこの場は切り抜けねば、と最後どうやって勘弁してもらったのか全く記憶にないが、
「また来るぞ!覚えてろ!」
と捨て台詞を残して帰って行った。
それからしばらくは夜遅くにアパートに帰宅する時も、すぐにアパートには入らず、周りを一周して変な輩がいないか確認してからダッシュで部屋へ駆け込むということをしていて、本当に恐ろしかった。

1週間くらい経って、父親から引っ越してどうだ?と電話があったので、
読売新聞の勧誘員が土足で上がり込んできて脅された、という話をしたら、
「よっしゃ、心配すんな、話ツケといたるから安心せぇ。
 新聞勧誘はなぁ、ヤクザのチンピラが下請けでやってること多いんや」
と言う父。
僕の父はカタギの人ではあったが、そちら関係にも知り合いが多く、
どこの世界の話だ、という感じだが、まぁそういうことらしい。
その週の土曜日、ピンポンと読売新聞販売店の責任者らしき年配の方が平謝りで菓子折りを持ってやってきた。
本当に申し訳ないことをした、下請け業者にはキツく叱っておいたので安心してくれ、と。

まぁ、そんなことがひとり暮らしをはじめて直後にあったので、
東京は怖いとこだ(千葉だけど)
読売新聞の勧誘員なんて碌なもんじゃないな
そんな印象がしっかりと刻み込まれた。

なので、今回の件も、
「やっぱり読売新聞か、ソフトな手口だけどやることイヤラシイわい」
としか思わなかった。
最初のチラシは裏側の下の方にそれそれは小さい字で注意書きとして
応募した際の個人情報は担当の読売新聞販売店に共有するからと書いてある。
はいはい、ちゃんと読まなかったこちらが悪いですよ。
でもね、もっと大きく目立つところに
「読売新聞の懸賞やと書いとけや!!」
小さく注意書きなんて明らかに騙す気満々やん

タダほど怖いものはない

肝に銘じとこう

それでは!


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