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AIの限界と人間の尊厳を語ってみよう


まず私達はAIを正しく知ることで絶望しなければならない。

孫正義は、人間とAIの違いは金魚と人間の差ぐらいになるだろうと言っていたが、本当にそうなる。

これは正直、断言できる。これまで人間がやってきたことは全てAIでも出来るし、それを遥かに超えることもAIは出来る。

AIに意識が芽生えるようになれば、AIは独自の文化文明を築き、人間は金魚や動物と同等の扱いになるだろう。

これはS Fの世界の話しだったが、今や現実のものだ。

そんな事はありえないと思う人もいると思うが、受け入れて欲しい。

これは不安や恐怖を煽っている訳でもない。本当に心からそう思うだけだ。

しかしもう一つ断言するのは、これで人間が無用者階級に落ち、存在意義が1つも無いような存在になる訳ではないということだ。

人間はこれから大きく変わる。

だからむしろ安心して欲しい。

まずはAIについて語ろう。

AIは常に過去のデータを学習している。

過去の人類の叡智を学習し、多種多様なクリエイティブを生み出す。

これは正直凄まじい。過去のデータを分解し、再構成することで新しいデータさえ生み出す。

しかしそれは逆に言えば、「過去のデータ」という1つの閉じた世界の中からは出られないということだ。

これはAIの限界を規定する上で、最も大事な事実だ。AIが出力するものが、どんなに新しいものに見えようとも、それは「過去のデータ」に基づいてる。

過去のデータとは、つまりは過去と現在での現実での現象だ。

AIが生み出す未来も、過去と現在に基づいて推測•予測されたものだ。

現実で起きる、過去、現在、未来、これらがデータとなりAIは学習し、出力する。

これは今まで人間(ホモ•サピエンス)がしてきた事でもある。

認識技術nTechはこれを、現実スクリーンの”内”の出来事をAIが学習していると言う。

だからこそAIの限界を超え、人間だけが取れるポジションを得るため、人間の尊厳を証明するためには、現実スクリーンの”外”に出なければならないのだ。

私達ホモサピエンスは、現実スクリーンという“空間“と、過去·現在·未来という“時間“の概念に囚われている。

常にその2つの内で物事を考え、行動することしかできないでいる。

ドイツ哲学者カントは、この時間、空間の外側については考えるなと言った。人間には絶対理解不可能だからだ。

しかし21世紀の悟り人であるノジェスはこれに異を唱える。時間、空間、存在が生まれる仕組みを知るべし。

そしてその外に出ること。そうすれば、源泉動きHITOTSUしかないことがわかると。

彼は、誰もが時間、空間、存在の外に出て、源泉動きHITOTSUの動きしかない!と悟り知ることができる教育技術を発明した。

この身体が人間ではない、この源泉動きこそが実は人間だった。

それが分かる時、人間はそもそもAIを超えている事が同時に分かる。

過去、現在、未来の時間とは全く関係がない、全く新しいデータを生み出すことが出来るのが人間だった。

これからAIは、過去に無いデータは人間から学ぶようになる。

そうしてAIと人間は共存する。

それはもはや希望しかない世界。

実はAIに絶望する必要もないし、恐れる必要もない。

これこらはAIの時代ではなく、人間尊厳の時代が始まる。

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