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今日は特別な事が起きてしまった日。 シリーズ外記事1

 3つのシリーズを順繰りに投稿し始めてから一月ほど経ちますが、今日から「シリーズ外記事」を始めようと思います。何も大げさに「シリーズ外ですよ~!」などと宣伝するほどのものではありませんが、今日は私にとって、大きな事が二つ重なったので、それを記事にしたくなりました。

 それだけの事です。どちらも、私にとっての大きな出来事で、このnoteを読んでくださっている皆さんが「読んでよかった」と思ってもらえるかは、判りません。多分「なんだつまらん」となる可能性が高いですから、どうか、読んでくださるなら、そのつもりで読んでみてください。

特に二つ目の「大きな事」は、超個人的な事だと、あらかじめお伝えしておきますね。一つ目の「大きな事」は「ふうん・・」くらいには思っていただける、というか「ふうん・・」て、何の感想もない場合に使う奴ですよね(笑)。

 一つ目です。noteを始めてもうすぐ3か月です。私、一応、作曲家です。実はnoteを始めたのは、自分の音楽を多くの人々に知ってい欲しい、と書けば、なんか綺麗な言葉ですが、要するに宣伝です、宣伝。コマーシャルしたいから、始めたんです。

 私の音楽、tuneCORE で配信販売もしています。でも、売れやしません(笑)。いや、笑い事じゃなくて、いくら何でももう少し売れると思っていました。考え甘かったですね。でもnote始めたら、なんだかnoteに投稿すること自体が楽しくなってしまったのも事実です。

ともあれそんな私に、今日はある出来事が起きました。きっかけは3日前、「密やかに」さんという方が、私の記事「警告シリーズ14」にスキを付けてくれた事でした。コメントするとお返事をいただいたり。まだ、数日ほどなのに、曲も聴いてくださり「この曲が良い」とも言ってもらえました。

 その曲は「マダガシカーラ」。私が昨年、打楽器奏者、教え子の新野君の委嘱で書いた曲です。noteの記事に張り付けた「マダガシカーラ」は、私のDTMなので、新野君と藤澤さんが実際に演奏しているCDをご紹介したら、すぐにそのCDを買ってくださり、そしてすぐにそれを複数回聴いてくださり、

さらにさらにその感想を、noteの記事にして下さいました。記事の内容で私が一番嬉しかった部分はこの文でした。「私にとっては、多分、クセナキスの方が普段着の音楽で、風間真の音楽は、余所行きだ。」何故この文が嬉しいかと言うと、こんな無名作曲家の私と、現代音楽の巨匠の1人と数えられている「クセナキス」を、同列に扱ってくれているからです。

私、こんなふうに自分を、作曲家として評論してもらえたこと、実は初めてです。嬉しい文でした!密やかにさんの記事を読むと、その音楽的教養が、半端ない事が判ります。また、私が密やかにさんの記事に興味を持った原因の一つが、シューマンのライン(交響曲3番)の事を記事になさっていたからです。

あの曲、実は思い出深い曲なんです。大学のオーケストラで、まだ私が学生指揮者になる前、ただの1団員だった頃に初めて演奏した交響曲でした。今でも、重要なフレーズやその時の響きは覚えています。食べたことのないご馳走を、初めて食べた子供のような感覚で、この曲を覚えているんです。

クラシックの名曲だけでなく「女王蜂」という現代のバンドのライブにも行っておられたり、音楽を感じる幅が大変広いこともわかります。音楽だけでなく、映画やアニメにも造詣が深いようです。だからでしょうか、アニメ記事も読んでくださったのは。

CDを買ってくださり、複数回聴いてくださり、更に、それを記事にもしてくださる、それは大変な時間と労力をかけてくださったという事です。さらにその記事の内容が、なんというか、深いです。表現が美しいです。この方、文筆業の方でしょうか。中には私もハッとさせられる表現もありました。

このアルバム「リゾートのメロンソーダの味」「夏の音」「夏季休暇を音にした感じ」これを読んだとき「あ、確かに!、そういうアルバム、そういう音楽だ!」と、私自身も感じました。この語彙と感性、冷たく澄んだ深い湖のような、透明な感性を感じます。

密やかにさんはご自分の記事を「素人の素朴な感想」と言っておられましたが、ただの素人さんが「クセナキス」なんて作曲家、知らないと思います。どんな方か、詳しくは存じませんが、このような高度な感性と教養を持った方が、私の作品を評論してくださった事が、大変嬉しかったのです。

密やかにさんが、この記事も読んでくださっている事を願っています。そして、虫のいい希望ですが、私の他の作品も(きっと聴いてくれてはいると思いますが)聴いていただけると嬉しいです。ここで宣伝になってしまいますがフルアルバム「天照」で最も気合を入れたのは「カンタータ新嘗」です。

その中でも、私自身が音楽的に一番いい出来だと思うのは、第1曲「集い」です。実はこの「カンタータ新嘗」あるコンクールに出してみました。結果ヒドかったです。審査員の評価、評論は、それはそれはヒドイものでした。入選作は発表されたので聴いてみましたが、それはそれはヒドイ出来の曲が入選していました。

コンクールでの審査員の評価、疑問を持ったのは実は初めてではなくて、ピアノでもコンクールに参加したことがたくさんありますが、あるコンクールでは、本当に審査員の音楽的教養を疑う結果だったりしました。「この人、本当にこの曲の音楽的意味が分かっているんだろうか?」という疑問を持ちました。

実はいろいろ調べてしまったのですが、結論はそのピアノコンクール、一部の審査員の音楽的教養が、やはり低かったのです。そんな経験があるものですから、私の希望としては、密やかにさんのような、高度で透明な感性の方に、自分の作品を評論してもらえれば、嬉しいのです。

すみません、なんだか最後は、とりとめのない記事になってしまいました(;^ω^)。ともあれ、一つ目の「大きな事」これで終わります。次は二つ目の「大きな事」です。つまらない内容ですから、ここで読むのをやめて構いませんからね(笑)。

今日の午後、クルマで移動していました。私の前を走るクルマ、スズキのアルトでした。アルトの後ろを見ながら走ったわけですが、後ろの窓のすぐ下に、なんと、ウルトラセブンの地球防衛軍マーク(おそらくシール)が貼ってあったのです!! これが二つ目の「大きな事」です(笑)。

いや、がっかりされたかもしれませんが、この事実、私にとって重大です!私も昔、自分のクルマのサイドにデカデカと、あるマークを描こうとしていたことがあるんです。友人たちに止められて、あきらめましたが(笑)。あの頃の事が思い出され、ウルトラセブンの地球防衛軍のポインターのサイドに、あのマークがデカデカトと描かれていたことも思い出して、感動し、

ああ、なんか車にマーク入れようかなあ、と、年甲斐もなく、今日だったのです。はい、初めてのシリーズ外投稿、これで終わります(笑)

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